お客様が来ると、お茶菓子を出しますが、相手によってあまりにも待遇が違うことに気づきました(笑)
お茶菓子にかける熱意は、義母の男性の好みを如実に示しているのです！！
【好き指数0】
缶コーヒー1本のみ(それ以上飲もうとすると鋭いにらみが入る)
【好き指数30】
義母茶＋いつのかわからない頂き物のお菓子
【好き指数70】
義母入れたてコーヒー＋近所で買ったお菓子
【好き指数100】
義母茶＋義母コーヒー＋わざわざ買いに歩いた生のケーキ
【好き指数200】
義母茶＋義母コーヒー＋わざわざケーキ＋わざわざ取った仕出し弁当＋わざわざ作ったお吸い物

先日、義母の顔がいつもと違うことに気づきました。
治療をサボってぐらついていた歯を、寝ている間に飲み込んでしまっていたとのこと。
ちょうどその時、乳歯がぐらぐらしていた娘に義母がひとこと。
『アンタも寝てる間に歯を飲み込むよ・・・ヒッヒッヒッ・・・』
寝る前に娘が“歯を飲み込んだらどうしよう！”と本気で怯えたのは言うまでもありません。
お義母さん、孫を脅して楽しむのはやめましょう(怒)！

義母世代は皆様そうなのでしょうか、皇室のニュースにはとても敏感な義母。
皇室のニュースをテレビでみては、我が事のように一喜一憂しています。
それだけなら別にいいのですが。
皇室の一番下の紀宮様がご成婚された時、同い年の娘を抱える義母にとっては相当ショックだったようで。
3日間寝込んで寝室にこもりました・・・・
家族一同迷惑しました。

娘と買い物に出た時のこと。
かわいいものがたくさん並ぶお店で品定めをしていると、突然娘が『あ、おばあちゃん！』と大きな声で言いました。
ハッ！こんな所で義母に出会うとは！！と思わず身構え(笑)、娘が指さす先を見ると・・・・
そこには全身がたらーっとほどよく垂れた、ぱんだのキャラクター、“たればんだ”のぬいぐるみが・・・
びっくりしたなあ、もう！！

長年ナチュラル派を貫く義母。
たまに、ごくたまーにメイクをするとなると、ついつい厚く塗りがちになっていまいます。
先日、顔だけ真っ白、唇の真ん中にちんまりと口紅をひいていまして、思わず心の中で“平安時代か・・・”と呟いてしまいました。
いや、いいんです、和風美人の義母にはバッチリ似合っているんですから。

法事の席でのこと。
酔ったおじ(義父の弟)が、義母を“ババア”と呼んでしまいました。
私におじが『あんた、このクソババアで苦労するなあ』とねぎらってくれたのが、事件の発端(苦笑)
すかさず義父が『いやいや、ここにクソジジイもおるぞ！こっちの方が悪いぞー！』と口を挟んで、事なきを得たのですが・・・・
酔った勢いとはいえ、あれから義母の視線がおじに対して、ツンドラ気候のように冷たくなったのは言うまでもありません・・・オソロシヤ・・・・・

娘が小さいころ、目にゴミが入ったーと言うと、義母が、『おばあちゃんが目玉を舐めて、ゴミをとってやろう』と言いました。
娘の目玉に迫り来る義母の口。
娘は怯えて泣き叫び、無事、涙でゴミは出ました。
いやー、よかった、よかった。
舐められなくて(笑)
見ているこっちも怖かった。

先日、葬儀に参列した時のこと。
長患いした方だったので、お口がどうしても閉まらず、開いていたのですが。
お別れのとき、義母がせっせと口元に何か細工している様子。
よく見ると、ご遺体の口に菊の花が差し込まれて満開。
『口が開いたままじゃ、みっともないから隠してあげなきゃね』という、義母の思いやりでした。
その後速攻で亡くなった方の妹さんが口に咲いた花を取り除かれていましたが・・・・
お義母さん、私、びっくりしました・・・・・・