スノウさんのご相談
私は40代前半(既婚・フルタイム・子供1人)の女性です。
40代後半の姉(既婚・フルタイム・子供3人)の件で相談させて下さい。
姉は高校生〜大学生のときダイエットをしており、たくさん食べては、よく吐いていました(決して太っているわけではなく、身長160センチで体重50キロ切るくらいです)。
でも、「食べ過ぎたときに吐くダイエット」という感じで、摂食障害まではいっていなかったと思います。
その後は自然になくなったのか、もしかしたら続いていたのかはよくわかりませんが、お互い独立したので目に入らなくなり、そんなことは忘れていました。
が、最近姉一家が近所に引っ越してきて、子供同士の年齢も近いため週末によく遊ぶようになり、姉が食後にトイレで吐いているのを何度か見てしまいました(本人は誰にもバレてないと思っているようです)。
食事のときには豪快に食べ、家族や友人から「そんなに食べるのによく太らないね〜」と言われると嬉しそうにしていまして・・・。
そういえば、昔から「すごく食べるのに、太らない自分」を得意げに語るようなところがあったので、変わってないといえば変わっていないのですが。
ご相談したいのは、これも摂食障害なのかどうか?ということです。
多分体重は、思春期のころからそんなに変わっていないと思うので、昔からしているただのダイエットのひとつの方法と思えばそうも受け取れます。
私自身は食べて吐く、という行為が信じられないのですが、そういうダイエット方法が合っている人がいるのかしら? 中年太り気味の私より、体重キープできている分健康的なのかも?と思ったり。
でも、もし摂食障害なのであれば、周囲(全く気づいていない義兄とか)に知らせたほうがよい気がします。
姉のように、長期間にわたり、食べて吐く、というダイエットを続けてそれ以上痩せすぎもせず特に体調も悪くもならないようであれば、摂食障害とは言わないのでしょうか。
摂食障害と呼ぶものかどうかは分かりませんが、いずれにしても体にはよくないでしょうね。
嘔吐を習慣にしてると胃酸で歯が溶けてくるといいますし、若いうちはよくても、これから年を重ねていくと胃に異常が出てくるかも。
でも義兄さんに相談するより、まずは姉妹でさりげなく話し合ってみては? いきなり「吐いてるでしょ」じゃなくて、それこそ摂食障害の人の特徴を調べて「吐き癖のある人は~(歯が溶けたりするんだって、など)」とかいう感じで様子をみてみて、「お姉ちゃん、スタイルよくて羨ましいけど、、、この前、吐いてるのに気付いちゃった。高校の頃もやってたよね。体は大丈夫? 子供が3人いるし、健康で長生きしないと、、、」みたいな方向で話し合えませんか。
でん様
アドバイスありがとうございます。
病気(摂食障害)=誰かに相談して病院に連れていくべき・・・?
ただのダイエット=放置
としか考えておりませんでした。
おっしゃるとおり、いずれにせよ食べたものを吐き戻すのは身体には良くないに決まっていますよね。
折を見て、アドバイス頂いたように話しかけてみようと思います。
私自身の話ではありませんが
長年の親友が食べては吐くという行為を10年続けてきました。
克服するには本人の忍耐と病院でのサポートなどがあったと思います。
そうなった理由は対人関係でつまづいて彼女なりに色々頑張ったようですが
鬱状態が酷くなり、沢山食べるという方向に行ったようです
(これは後に彼女の手紙が本人から聞いたものです)
で、食べすぎると「食べちゃったどうしよう!」となったわけで
どこでどうやって調べたのかとっさに行動に出たのかは聞いてませんが
吐くようになったんだそうです。
そこで過食嘔吐という泥沼にはまり、自分で制御しようにも出来ない状態になりました
本人もやばいと思ったらしく、その時代は少なかった心療内科や精神科など行ったようです。
信頼できる先生と出会い、そこから10年
「過食欲を抑える」ことが出来るようになったそうです。
長年過食嘔吐してる人から見れば短い期間かもしれませんが
彼女にとっては地獄の毎日だったと思われます
過食をしないようにバイトを入れるが、帰宅途中に買い込んでしまう
どんなに止めようとしても買っちゃうんだそうです。
食べる時間に仕事を入れれば無くなるかも?とシフトを入れても
ちゃんと時間をずらして過食。
家にいる時は3食過食だったそうです。
彼女曰く、食べてる時が頭が真っ白になっているのだそうで
一番楽しいというかストレスが発散されてるのかもしれないですよね
でも、食べた後の激しい後悔で吐く。そんな毎日だったようです。
入院も考えましたが入院中は食べなくても退院したら食べるのは分かってるので出来ないと冷静に自分を分析していましたよ。
お姉さん自身もその所よく分かってらっしゃるのかもしれません。
長年食べては吐くという行為が今も続いているのであれば摂食障害だと私は思います。
どこかのフードファイターの女性も
食べて吐くのはコントロール出来ていると思い込んで
最終的に摂食障害に飲み込まれ、体も心もボロボロになっていましたよ。
(その人ブログ書いてましたしね)
お姉さんが今もされてる事を受け止めて無理に止めさせず
まずはお話し聞いてみてもいいかもしれませんよね。
お月さん様
ご親友のエピソードを教えて頂きありがとうございます。
摂食障害を抱えていると、周囲にすぐにわかるほどの異変が起きる→故に、姉は摂食障害ではないのかも?と思っておりましたが、本人にしかわからない状態で10年とか、そういうスパンで摂食障害は続くものなのですね。。。
フードファイターの女性の話は知りませんでした。
ネットで検索してみようと思います。
アドバイスありがとうございます!
死なないラインの栄養が取れているので、今まで倒れなかっただけで、立派な拒食障害(食べて吐く事の依存症)と思います。
例えば、
1——-5——–10
1 吐いているが、栄養取れてる、
5 吐いているが、栄養ギリギリOK、
体調は風邪ひきやすい、疲れやすいなぁ位。
10 吐いている、栄養たりないほど、出している
体調は常に悪い、イライラしたりする。
時間がたてばたつほど、大きな病気になる。最悪、死ぬ。
お姉さんは、1から7くらいの間を30年位続けたのでは、と思いました。今後ストレスが増えた時に、依存度が上がると、10に近づいて行くかもしれません。
横で心配してくれる妹さんという家族がいて、お話したり、美味しい物食べに行ったり、子供を預けたりできるのは、とっても良い事な気がします!
無理やり依存を辞めさせるのは無理と思います、毎日コーヒーを朝飲んで起きれる人に、明日から1敵も飲まないで朝起きろ、というのが無理なのと同じです、
ゆーっくり辞める方向に行けるように、
相談のったり、拒食症の本を沢山読んで対処方法を妹さんが勉強してみたり、
ちょっと行きやすい心療内科やカウンセリングの場所を教えてあげたり、そこに一緒に行ってみたり、
リラックスするお茶や、楽しみを一緒にしていってあげれば、お姉さんも将来辞められるかもしれません・・・!
のま様
10段階で1~7くらいを30年・・・、まさにそうかも、と感じました。
「それだけ長い間続けていても変調がないならただのダイエットなのか?」と思うのはやはり危険ですね。若いうちはなんとか体力でカバーできても、そうはいかない年齢になってきますし。
私自身、過食嘔吐や摂食障害という言葉をなんとなく知っている程度ですので、本などで対処法を調べてから、姉と話してみようと思います。
アドバイス、ありがとうございます!
上でどなたか書かれていましたが、胃酸で歯とか食道にダメージ来ないかも心配ですよね。
そこらへんをとっかかりにして切り出してみるのはありかもです。
あくまでも「TVで見たので、そういえばお姉ちゃん昔~だったけど、あの頃食道とか大丈夫だった?痛くなかったの?」とかって「昔のことを思い出して当時大丈夫だった?」という風に。
心の病気を心配している、というよりは「当時」やってたダイエット(と妹は思いこんでますよ、をかもしだして)で胃酸とか大丈夫だったのかな、と心配すれば、お姉さんがもし現在身に覚えがあるなら「あれ、これ妹が言ってる吐くことによるダメージ(副作用というか)なのかな?」と気付いて病院に行くのではないでしょうか。
もし、お姉さんと何でも言い合える仲であれば、見たんだけど今もやってるの?食道とか大丈夫?ってダイレクトに心配してもいいと思いますが…
或いは、昔はいいけどこれから骨粗鬆症や亜鉛不足が心配になる年だし、戻しちゃったら摂取出来てるか心配だよ、みたいな方向で、やめられないならその分必要なサプリで補うとかしてね、とソフトにもっていってはどうでしょうか。
みっち様
たしかに今現在の指摘ではなく、昔の話から始めるとお互いにとっかかりやすいですね。
姉とは基本的になんでも言い合えるのですが、なんというか、姉のプライドを傷つけるようなことは言えない雰囲気があります。そこに触れると絶対に認めない、というか・・・。ちなみに、高校生のとき姉が吐き戻しダイエットしていることに気づき親に伝えたのは私なのですが、当時も絶対に認めませんでした。
今回ご相談させて頂き、やはり摂食障害の類であろうと認識できたのでネットで過食嘔吐について検索していて、吐きだこの画像を見ました。
あ、これ、姉の手にある・・と、怖くなりました(吐きだこという言葉は知っていたのですが、もっとイボのようなものだと思っていたのです)。
アドバイスを参考に、早急に、でも焦りすぎず対処していこうと思います。
ありがとうございます。
私も長く摂食障害でした。
摂食障害の問題は、食べない とか嘔吐 ではなく「痩せてないと自分に価値が無い」と思い込んでいるところです。
病院等では「食べない人を食べられるようにする」「過食嘔吐の人に吐くのをやめさせる」が治療だと思っているのでそれでは絶対に治りません。
それよりも家族や配偶者等が「どんなあなたでも愛している」というメッセージを出し続ける事が1番の近道だと思います。子供の時に愛情が足りなかった人がなるので、その分を今与えるのです。
ですが、本当に死ぬくらいにひどくならないと自分で治りたいと思わないので、本人をその気にさせるのはすごく難しいです。
ちょっとくらい辛いだけなら「しんどくても痩せてる方がいい」と選択してしまうので。
私の場合は同じ摂食障害の人たちがびっくりするくらいひどくなり、普通の生活が出来なく完全に頭がおかしくなったので、かえってそれを支えてくれた人達の愛情をたくさん感じられ、それからは意識しなくても自然に治りました。
yuro様
姉の場合なんですが、とても自信満々で大雑把な正確なんです。「仕切り屋で、元気で、明るくて、大食い(でも細い)」、という印象を誰もが持つタイプです。仕事でもかなり認められていて、いわゆるキャリアウーマンです。
そのため摂食障害というよりはダイエットの一種なのかなぁ・・・と私は思っていたのですが・・。でも根っこには「痩せたい」以外のほかの原因があるということですね・・・。色々と考えてみたいと思います。
ここでご相談させて頂き、ちょっと考えていたより重いのかも、と内心焦り始めているのですが、yuroさんはひどい状態から治られたとのこと。教えて頂き希望が持てます。
ご経験を教えて頂き、ありがとうございました。
私も病気になる以前から自信満々で大雑把で仕切り屋で、仕事もバリバリしてました。
自分では悩みがあるとも思った事がなかったし、誰も私がそんな病気になるなんて想像もした事がなかったと思います。誰よりも強いというイメージでした。
ですが、その時の自信は今から思うと表面的だったのかなと思いました。だから「痩せてないと人に認められない、痩せてるねって褒められたい」という思考になったんですから。
子供の時の愛情が足りなかったとも気づいた事がありません。
むしろ過保護だったので、愛情いっぱいだったと思ってたくらいです。
ですが病気になって物事の本質を見るようになってからは、するすると問題がとけるようにものの見方が変わりました。
いろんな認めたくない事を自分で認めていかなくてはいけないので大変だと思いますし、なかなか認められないと思います。
それはご本人も周りの方も。
yuro様
そ、そうなんですか!!!!
正直、いま、かなり驚いております。
ネットでみた摂食障害チェックのフローチャートですと、
「生真面目である」とか、「人と比べて思い悩むことが多い」とかの項目で、姉にはほとんど当てはまらないんです。
でも、そういったものは表面的であるってことですね。そして、本人だけではなく、冷静に客観的に見ているはずの私ですら、認められないこともあるんですね・・。
表面的なものごとにとらわれず、もっともっと深く考えてみる必要があることに気がつきました。
追伸頂き、本当にありがとうございます。