嫁入り物語:episode 4

ファッジの嫁入り物語:episode 4

 

 

そして、私たちの交際は順調に進み…

 

 

ep4-1

 

 

私の家族は皆、バニラさんが大好きで

1日も早く結婚することを楽しみにしていた。

 

 

しかし別の角度から見れば

仕事とバイクしか興味のなかった頑固娘を

よくぞ嫁にしようと決心してくれた(泣)

ぐらいかもしれない。

 

 

さて、その頃抹茶家では…

 

 

ep4-2

 

 

両親を看取り、定年を迎え、やるだけのことは全てやった。

あとは一人息子の行く末だけが心配な2人だった。

しかし、30を過ぎた息子からはなんの連絡もなく

掃除と洗濯だけが唯一の楽しみの2人だった。

 

 

しかし、そんな静かな毎日を打ち砕く

運命の電話がかかってきた!

 

 

ep4-3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ep4-4

 

 

(続く)

 

 

 

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2009年9月24日 | 嫁入り物語, episode 4コメント (31)

嫁入り物語:episode 5

ファッジの嫁入り物語:episode 5

 

 

 

ep5-1

 

 

 

いろんな思いが錯綜したおばさんだが

とにかく本人に確認。

 

 

 

ep5-2

 

 

 

ホテルの打ち合わせには、2人で何度か行っていたので

まさかバニラさんが家族に内緒にしていたとは

思いもよらなかった。

で、私はその事実を知らないまま

バニラさんの実家へ初めて訪問することになった。

 

 

ep5-3

 

 

 

バニラさんからは、母親は自分が2歳の時に離婚し

その後市役所に勤めながら、女手ひとつで育ててくれた

という話しか聞いてなかった。

 

 

 

しかし家には年配の女性が4人と男性が1人。

この人たちが、どういう人かという説明もないままに

私は家族構成から両親の仕事から出身地から学歴から

いろいろと聞かれた。

 

 

滞在時間は1時間ほどだった。

 

 

 

ep5-4

 

 

 

内心私は、私の家族がバニラさんを温かく迎え入れたように

私もバニラ家では、大歓迎してくれるものだと思っていた。

母一人子一人の家庭なら、なおのこと

家族が増えることで

より楽しいひとときが一緒に過ごせると思っていた。

 

 

ところが、招かざる客という感じだった。

本当にどんだけおごっているんだ、私は…

 

 

 

ep5-5

 

 

 

ほっとしたら、涙が出た。

 

 

 

この追いかけて来てくれたおじさんは

お義母さんの4人姉弟の末っ子の弟さんだった。

私はこの時のこの言葉にとても救われた。

てか、このおじさんがいなければ結婚してなかったかもしれない。

 

 

結婚は当人同士がちゃんとしていれば

その家族なんか後からついてくるものだと思っていた。

でも、違っていた。

 

 

結婚後も、私はこのおじさんにとてもお世話になった。

いつも私の味方になって嫁姑の間に入ってくれた。

しかし、残念ながら四年前に癌を患い他界された。

3人の娘さんがいて、末娘さんが私と同じ年だ。

そのせいか私のことも、最後まで気にかけていてくれた。

私のもう一人のお父さんだった。

 

 

 

(続く)

 

 

 

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2009年9月30日 | 嫁入り物語, episode 5コメント (116)

嫁入り物語:episode 6

ファッジの嫁入り物語:episode 6

 

 

 

ep6-1

 

 

 

しかし、父親の言ったことは間違っていなかった。

親族が全員、教員か公務員だった抹茶家では

酒屋を営んでいるココア家は未知との遭遇だった。

 

 

だから、私の叔父が現役の小学校の校長先生だと知ると

本当に喜んでいた。

内心「そんなの関係ねぇ」と思っていたが

わざわざ口にはしなかった。

 

 

そして、私の結婚にもう一人強力な後ろ盾がいた。

そう、あのアニキだ。(アニキを知らない人は→誰似?

私が短大でアニキの教え子だったと知るやいなや

すぐ抹茶家から確認の電話が入ったそうだ。

 

 

ep6-5

 

 

と、アニキのリップサービスのおかげで、

私はバニラクリームの結婚相手として、

抹茶家に認められたようだ。

 

 

しかし、そのアニキが自ら…

 

 

ep6-6

 

 

アニキは知っていた。

バニラクリームが逃げても逃げても

母と叔母から逃げ切れず、いつももがいていることを。

 

 

逆にその呪縛から、引き離そうと

アニキは大学受験を指導したり、就職先を紹介したりしたが

やはり2人はクリームの後ろをいつもついて回っていた。

しかし元をただせば、アニキも母親の知り合いの先生に頼まれて

紹介された家庭教師だったわけで

何もかも母親の手のひらの上だったとも言える。

 

 

 

ま、そんなこんなで両家の初顔合わせの日がきた。

場所はちょうど中間地点にある高級料亭のお座敷。

 

 

ep6-2

 

 

 

この時は、母親同士熱心に話をしていたが

話のほとんどが、お義母さんの生い立ちと嫁ぎ先の話に

終始していたらしい。

(詳しくは お嬢登場 お嬢登場2 お嬢退場 を読んでね。)

 

 

 

 

ep6-3

 

 

 

と、結婚までの道のりは

ルンルンの恋愛中とはくらべものにならないほど

エネルギーのいることだった。

 

 

(続く)

 

 

 

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2009年10月7日 | 嫁入り物語, episode 6コメント (29)