嫁入り物語:episode 2
20年前は、今では想像もつかないほど
仕事が次から次へと舞い込み、残業の日々だった。

しかし、仕事は楽しいし上司は恋人だしで>こら。
会社で遅くまで働くのは、全く苦痛ではなかった。
そして、帰宅時間が遅くなると…

な〜んて、声をかけられたりするんだけど…

と、社内のみなさんは何のお気遣いもなく割り込んで来た(笑)
そして毎日のようにみんなで残業し、飲みに行き、遊んだ。
最後はダンナが全員を自分の車に乗せて
駅や自宅まで送り届けていた。
でも、いつも1番最後に送り届けてくれるのは私だった。

2人になると、いろんなことを話した。
デートらしいデートはほとんどなかったが
あの頃はこれで十分だった。
それでも物足りないときは…

と、当時夜中の2時頃までやっている
小さな本屋さんに寄った。

しかし、お互い自分の好きな本を黙々と読むだけ。
でも、ここで料理の本やインテリアの本を読んでは
私なりの花嫁修業をしていた(笑)
この頃は、私がどんなに帰宅時間が遅くなっても
「バニラさんと一緒だよ」と言えば親は安心した。
しかし一方で

と、カヨコおばさんも交えて本人不在の
話し合いが続いていた。
(続く)
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