嫁入り物語:episode 番外編

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なごりおしいので

同居後のエピソードをひとつ。

 

 

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同居したての頃、近所のおばさんたちから

「お義母さん、大変でしょ?」とか

「昔から厳しい人だったからねぇ…」とか

さんざん言われた。

 

 

なんとなくお義母さんの悪口を

私から聞き出したいようだったので

↑あんな風に煙にまいた記憶がある。

 

 

そして、2度と聞かれなくなった。

同居嫁にも意地があったね(笑)

 

 

 

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嫁入り物語:episode final

ファッジの嫁入り物語:episode final

 

 

 

長い間、お付き合いいただきありがとうございました。

「ファッジの嫁入り物語」は今回が最終回です。

 

 

いよいよ、結婚式を明日に控え

新居で最終チェックする2人。

 

 

 

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ここで初めて、ダンナのアパートが

いつもきれいだった訳を知る。

 

 

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あれからおよそ20年が経過しましたが

理想の夫婦になるには、まだまだ時間がかかりそうです。

 

 

 

 

 

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(完)

 

 

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嫁入り物語:episode 10

ファッジの嫁入り物語:episode 10

 

 

 

長い間、ご愛読いただいた「ファッジの嫁入り物語」ですが

次回をもって最終話とします。

 

 

さて結婚式といえば、全国津々浦々でいろんな形があるようなので

私たちの結婚式を少し紹介したいと思います。

ちょっと勇気がいります。

だって私の常識は世間の非常識かもww

 

 

まず、ぶっちゃけ結婚式も披露宴も全額親に出してもらいました。

なんたって宴の主催者は親なので招待状の送り主も…

 

 

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と、いうように家長の名前で送ります。

中面も

「抹茶ギボ子長男バニラクリームと

ココア太郎次女ファッジがこのたび…」

と案内されます。まさに両家のイベント。

なので、披露宴でいただいたご祝儀は全て親の物になります。

で私に限っては、

 

 

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家具家電の大物は、親が買ってくれました。えへ。

(食器や日用品などの小物は自分で揃えましたが…)

あと、新婚旅行と新居になる賃貸マンションの諸費用は

ダンナが自分で全額出しました。

 

 

え〜と、みなさんは、どうでしたか?(どきどき)

 

 

私とダンナは住んでいる県が隣どうしだったので

結婚式はちょうど両家の中間点でやりました。

で、当日の朝、我が家は…

 

 

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こんな感じに幕が張られ、

花嫁の私は式のはるか数時間前から

 

 

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店の入口付近に鎮座し

 

 

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集まった近所の人たちにお披露目(汗)

みなさんが手にしているのは…

 

 

ep11-6

 

 

親族が配るお祝い菓子で、箱入りのクッキーかなんか。

ここで1時間ほど私はじっとしていて

お世話になった近所のおばちゃんや

同級生や中学校の恩師などなどから「おめでとう」を言われる。

小さい町なので、ちょっとしたお祭り騒ぎだ。

 

 

この後、私は町の皆さんに見送られながら

花嫁タクシーに乗り、揺られる事1時間。一路、結婚式場へ。

いやはや今もこんな風にやっているのかな?私の故郷は…

 

 

 

 

(最終話へつづく)

 

 

 

で、突然ですが…

 

Unknown

 

 

ザワザワザワ……… ザワザワザワ………誰?

ザワザワザワ……… みっこ……?

 

 

 

以前「7人家族の真ん中で。」で

ダンナと「150歳まで生きよう」で意気投合したSちゃんの話を描きましたが

そのSちゃんが、先日結婚式を挙げました。

で、「お嫁さんな日々」スタッフからもお祝で

「みっこの嫁入り物語」をプレゼントしました。

 

 

みっこ

 

 

こんなじゃばら状のまんがで、2人の出会いからプロポーズまでの

ショートラブストーリーを描きました。

そして披露宴に出席してくださった方全員に

新郎と新婦がキャンディと一緒に配りました。

で、Sちゃん=みっこなんですが

本人の了解をもらって、ここにそのまんがをアップさせていただきます。

 

 

みっこ1

みっこ2

みっこ3

 

 

 

私たちの20年前の結婚式とは違って

若い2人のアイデアが、たくさん盛り込まれた

とても素敵な結婚式だったそうです。

 

 

実は、ここまでの順序も同棲→妊娠→入籍→結婚式と

20年前とは随分様相が違います(笑)

さらに言うと、みっこが2月に無事出産を終えると

会社にすぐ復帰し、じゅんが専業主夫になるという

予定だそうです。

 

 

 

以上、結婚今昔物語でした〜!

 

 

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嫁入り物語:episode 9

ファッジの嫁入り物語:episode 9

 

 

 

母親と結婚式の衣装を決めた翌日

さっそくバニラさんに報告するが…

 

 

 

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どんだけ聞かないかというと

始まりは二十歳の時。

 

 

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初めて母親のひいきしているテーラーに連れていかされた。

成人式用にとスーツを仕立ててもらったが

ぼくはスーツを着るどころか

成人式にも出席しなかった。

 

 

なんでもブルジョア志向のおふくろとは

まるで意見が合わず、二十歳を過ぎてからも

何度か衝突していた。

 

 

それでも、おふくろはあきらめないどころか…

 

 

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性懲りもなく、スーツを仕立てろと言い出した。

その頃は、肩パットが大きく入った、ブカブカのジャケットに

スリータックの入ったパンツというスーツが流行っていた。

しかし、テーラー増田で仕立てるスーツは

ジャケットのウエストは細めにしぼってあり

パンツも腰回りがピタピタのブリティッシュスタイルだった。

(あら、今の流行?)

 

 

 

ep9-6

 

 

逃げても逃げても、おふくろはあきらめなかった。

あきらめないどころか

おっかけは日に日にエスカレートし…

 

 

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さすがに、申し訳なくて

会社の帰りにテーラー増田に寄って行った。

 

 

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めでたしめでたし。

 

 

 

ちなみにダンナの作ったのはタキシードとドレスシャツだけで

紋付袴はレンタルでした。

(続く)

 

 

 

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嫁入り物語:episode 8

ファッジの嫁入り物語:episode 8

 

 

そんなこんなで、両家の顔合わせもすんだが

 

 

 

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結納の時は、仲人を快く引き受けてくれた

アニキ夫婦が両家を行き来しただけで

 

 

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両家の親が、それぞれの家を訪れることはなかった。

私の姉が結婚した時は

家も近いし、家庭環境も似ていたこともあって

義兄の両親とうちの両親はとても意気投合していた。

 

 

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若夫婦とは関係なく

一緒に釣りに行ったり、旅行に行ったりしていた。

 

 

 

それを思うと、自分の結婚に少々の不安も感じたが

35歳と26歳の当人同士はラブラブなわけで

それで破談になるということはなかった。

 

 

 

 

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当時はまだ、結婚式のメニューといったら

鯛の尾頭付きのお祝い御膳が主流だった。

でも、せっかくフランス料理が自慢の老舗のホテルを

予約したのだからと、憧れのフルコースをねだった。

 

 

 

しかし当日、抹茶家の強い要望で

フルコースにお赤飯がプラスされていた。

今から思えば、ダンナが一生懸命

お義母さんたちを説得したんだろうなと思う(笑)

 

 

 

そして、結婚式と言えば花嫁衣装。

私は母と2人で衣装合わせに行った。

 

 

たしか打ち掛けを5着ほど羽織った頃…

 

 

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と、ピンクの色打ち掛けを私が羽織った時に

母の目が輝いた。

 

 

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この時初めて、

「ああ、私、本当に結婚するんだなぁ…」と感じた。

 

 

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嫁入り物語:episode 7

ファッジの嫁入り物語:episode 7

 

 

 

 

今回は少し、私の母の話を…

 

 

 

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だから私は母から姑の苦労話をあまり聞いた事がない。

 

 

 

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5人の妹弟は、もちろん全員独身で

母は二十代で、あまり年の変わらない義妹や義弟の

母親代わりをすることになった。

 

 

4人の義妹はそれぞれ仕事を持ち、

OLや銀行員やデパガールといった

今も昔も変わらない、独身貴族だった。

一番下の弟にいたっては、まだ大学生で…

 

 

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それはそれで大変だったそうだ。

妻であり、幼い私達の母であり、黒蜜酒店のおかみであり

5人の義妹弟の母親代わりでもあった。

で、その最たることは…

 

 

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義妹の母親代わりとなって

4人の嫁入り支度を整えたことだった。

 

 

 

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今でこそ、懐かしい思い出話として話せるが

当時は本当に大変で、何度も隠れて泣いたことがあったそうだ。

 

 

しかし、私の記憶では

いつもワイワイガヤガヤと楽しい大家族だった。

みんな嫁いだ後も盆暮れとなれば集まり再び賑やかになる。

(そんな時も、母は大変だったんだろうが…)

 

 

 

みんなから「ねえさん、ねえさん」と慕われ

嫁いだ先の苦労や悩みが多ければ多いほど

母は、頼りにされる存在になっていった。

 

 

 

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嫁入り物語:episode 6

ファッジの嫁入り物語:episode 6

 

 

 

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しかし、父親の言ったことは間違っていなかった。

親族が全員、教員か公務員だった抹茶家では

酒屋を営んでいるココア家は未知との遭遇だった。

 

 

だから、私の叔父が現役の小学校の校長先生だと知ると

本当に喜んでいた。

内心「そんなの関係ねぇ」と思っていたが

わざわざ口にはしなかった。

 

 

そして、私の結婚にもう一人強力な後ろ盾がいた。

そう、あのアニキだ。(アニキを知らない人は→誰似?

私が短大でアニキの教え子だったと知るやいなや

すぐ抹茶家から確認の電話が入ったそうだ。

 

 

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と、アニキのリップサービスのおかげで、

私はバニラクリームの結婚相手として、

抹茶家に認められたようだ。

 

 

しかし、そのアニキが自ら…

 

 

ep6-6

 

 

アニキは知っていた。

バニラクリームが逃げても逃げても

母と叔母から逃げ切れず、いつももがいていることを。

 

 

逆にその呪縛から、引き離そうと

アニキは大学受験を指導したり、就職先を紹介したりしたが

やはり2人はクリームの後ろをいつもついて回っていた。

しかし元をただせば、アニキも母親の知り合いの先生に頼まれて

紹介された家庭教師だったわけで

何もかも母親の手のひらの上だったとも言える。

 

 

 

ま、そんなこんなで両家の初顔合わせの日がきた。

場所はちょうど中間地点にある高級料亭のお座敷。

 

 

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この時は、母親同士熱心に話をしていたが

話のほとんどが、お義母さんの生い立ちと嫁ぎ先の話に

終始していたらしい。

(詳しくは お嬢登場 お嬢登場2 お嬢退場 を読んでね。)

 

 

 

 

ep6-3

 

 

 

と、結婚までの道のりは

ルンルンの恋愛中とはくらべものにならないほど

エネルギーのいることだった。

 

 

(続く)

 

 

 

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嫁入り物語:episode 5

ファッジの嫁入り物語:episode 5

 

 

 

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いろんな思いが錯綜したおばさんだが

とにかく本人に確認。

 

 

 

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ホテルの打ち合わせには、2人で何度か行っていたので

まさかバニラさんが家族に内緒にしていたとは

思いもよらなかった。

で、私はその事実を知らないまま

バニラさんの実家へ初めて訪問することになった。

 

 

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バニラさんからは、母親は自分が2歳の時に離婚し

その後市役所に勤めながら、女手ひとつで育ててくれた

という話しか聞いてなかった。

 

 

 

しかし家には年配の女性が4人と男性が1人。

この人たちが、どういう人かという説明もないままに

私は家族構成から両親の仕事から出身地から学歴から

いろいろと聞かれた。

 

 

滞在時間は1時間ほどだった。

 

 

 

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内心私は、私の家族がバニラさんを温かく迎え入れたように

私もバニラ家では、大歓迎してくれるものだと思っていた。

母一人子一人の家庭なら、なおのこと

家族が増えることで

より楽しいひとときが一緒に過ごせると思っていた。

 

 

ところが、招かざる客という感じだった。

本当にどんだけおごっているんだ、私は…

 

 

 

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ほっとしたら、涙が出た。

 

 

 

この追いかけて来てくれたおじさんは

お義母さんの4人姉弟の末っ子の弟さんだった。

私はこの時のこの言葉にとても救われた。

てか、このおじさんがいなければ結婚してなかったかもしれない。

 

 

結婚は当人同士がちゃんとしていれば

その家族なんか後からついてくるものだと思っていた。

でも、違っていた。

 

 

結婚後も、私はこのおじさんにとてもお世話になった。

いつも私の味方になって嫁姑の間に入ってくれた。

しかし、残念ながら四年前に癌を患い他界された。

3人の娘さんがいて、末娘さんが私と同じ年だ。

そのせいか私のことも、最後まで気にかけていてくれた。

私のもう一人のお父さんだった。

 

 

 

(続く)

 

 

 

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嫁入り物語:episode 4

ファッジの嫁入り物語:episode 4

 

 

そして、私たちの交際は順調に進み…

 

 

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私の家族は皆、バニラさんが大好きで

1日も早く結婚することを楽しみにしていた。

 

 

しかし別の角度から見れば

仕事とバイクしか興味のなかった頑固娘を

よくぞ嫁にしようと決心してくれた(泣)

ぐらいかもしれない。

 

 

さて、その頃抹茶家では…

 

 

ep4-2

 

 

両親を看取り、定年を迎え、やるだけのことは全てやった。

あとは一人息子の行く末だけが心配な2人だった。

しかし、30を過ぎた息子からはなんの連絡もなく

掃除と洗濯だけが唯一の楽しみの2人だった。

 

 

しかし、そんな静かな毎日を打ち砕く

運命の電話がかかってきた!

 

 

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ep4-4

 

 

(続く)

 

 

 

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嫁入り物語:episode 3

ファッジの嫁入り物語:episode 3

 

 

忘れもしない、付き合い始めて

初めてのクリスマスイブ。

 

 

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私から言わないと、万事この調子だった。

もちろんクリスマスサプライズもなく

大渋滞の中、車でさまよう2人。

案の定、どこへ行っても…

 

 

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それこそファミレスまで満員だった。

 

 

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おい(汗)。

 

 

本当にダメダメなクリスマス。

普通のカップルなら、この日を境に別れていることでしょう。

しかし付き合いだけは長かったので

妙に所帯染みてて、それでギクシャクすることはなかった。

 

 

「ここ、すいてるよ。」と見つけたお店は…

 

 

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本当に今日はクリスマスイブなのか、と

疑いたくなるほで店内は静かだった。

しゃべる声が響き渡るためオチオチ愛も語れない。

なべのグツグツという音がBGMだった残念なクリスマス。

 

 

でも恋愛中はそんなところも

「飾らない人ね」といい方に解釈されるから不思議。

 

 

そしてその頃、ダンナは公団で一人暮らししていた。

築年数がかなりありそうなその建物は

私が想像していた憧れの一人暮らしとは

かなりイメージが違っていた。

 

 

しかし…

 

 

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なんと、こんなところでサプライズ!

 

 

 

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突然の訪問にも関わらず部屋がむっちゃくちゃきれいだった!

こっそりのぞいた押し入れの中も

びしっとアイロンをかけたシャツが4〜5枚かけてあり

古い建物だが、その室内には完全無欠の潔癖オーラが

ぷんぷんに漂っていた。

 

 

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と、謙遜していたが、これは違う。

ほこりひとつ、手あかひとつないのだ。

ダンナの背景に、目には見えない大きな何かが存在する。

 

 

ダンナの後ろに誰かいる。

ダンナのバックに何かいる。きっといる。

 

 

……

 

 

……

 

 

……

 

 

 

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いた。

 

 

後で聞いた話では

週1ペースで2人は掃除と洗濯に通っていたらしい(汗)

 

 

(続く)

 

 

 

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