バタピーさんのご相談
4月から小学生になった息子。
就学前から少し変わっているとは感じていたものの、園での生活が息子にとってあっていたようであまり気にしていませんでした。
しかしこの1学期を振り返り、集団生活にうまく対応できない彼の行動に、
発達障害なのでは?と思うことが多々あり、夫と相談し病院で診てもらうことを決めました。
私のいとこにアスペルガーの男性がいます。
同い年ですが30歳過ぎても働くことができず、社会から切り離された生活をしています。
叔母はずっと苦しんでいます。
私の未来が、今の叔母のようになるのかと思ってしまい、不安な気持ちになっています。
発達障害を持っているが、社会に出て自立したよ!という方、またはお子さんが発達障害だけど、しっかり巣立ったよ!という方の 体験談や母として気をつけておきたいポイントなどをお聞かせください。
独特な発想や集中力など、彼の良いところをたくさん知っている私が、彼の未来にとって1番良い行動をしていけるよう、
ヒントにさせていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
バタピーさん、こんにちは。
子どもがいないのですが…。私の従弟も30半ばなのですが、絶対に障がいがある感じです。発達障害は間違いなく(幼稚園の頃から自閉的傾向がありました)、二次障がいで精神障がいの認定がつきそうな感じです。親戚の中では話題に上がるのすらご法度です。
ただ、今の30代の方は時代的にはまだ発達障害がそれほど認知されていなかったので気の毒であります。私は支援員をしておりますが、15年ほど前にようやくNPOや親の会で学習障害や高機能自閉症なんかが一部で取り沙汰されてきたように記憶しております。
お子様のタイプやレベルによって、一般的な就職をするのか、福祉的な就労をするのかはまだわからないと思います。1つ言えるのは今の段階で利用できる支援や制度は積極的に利用していただきたいということです。現に発達障害で手帳を取得、その後専門的な支援を受けて(その子は他の子よりも社会的な発達が遅れていました)手帳を返還するほど成長が追いついた子もいます。そういった支援を受ける中で親御さんへのサポートもありますので、養育していかれる中でとても参考になると思います。
うちのいとこの場合は親が療育を妨げてしまったことが現在の引きこもりにつながりました。親族の中には子ども関係の専門職もおり、小さい頃から見られていた「愛着のなさ、異様なまでの人見知り、異常なまでのこだわり」を指摘していましたが様子見でそのまま。不登校というより無登校で義務教育もほとんど受けていません。高校進学や成人など色んな機会はあったはずなのに、親が何もしなくて今に至ります。親が先に死ぬのにどうするのか…。兄弟に面倒を見させるのか、とモヤモヤします。可愛がるだけ、かわいそがるだけでは育てたと言えないんだなあと思います。
バタピーさんは今、積極的にお子さんの将来のことまで見据えておられます。それだけでもう半分以上はうまくいったも同然です!
自分の子の経験ではなくて申し訳ありません。
abemaTVでタレントのシェリーさんがやってらっしゃる「Wの悲喜劇」という女性の問題を取り上げる番組をご存知でしょうか?
過去ログで発達障害のお母さんを扱った回があります。
PCがあればそのまま、スマホならアプリを入れて検索すれば無料でテレビの画質でみられるのですが、
知人も同じ悩みを抱えていて勇気づけられたといっていたのを思い出しました。
見られるでしょうか、一応URLです。
https://abema.tv/video/episode/89-33_s0_p8
(管理人様、不適切であれば削除お願いします)
結婚前は教育関係の仕事をしており、様々なお子さんと出会いましたが、
もちろん社会に出て生活できるようになる方も多々いらっしゃいましたよ。
兄弟が研究職をしておりましたが、特に科学者は、発達障害の同僚も多かったと聞きました。
コミュニケーション能力は高くはなかったようですが、基本的に収入は個人の成果によるので、没頭できるタイプの方には優秀な方がたくさんいらっしゃったようです。
お子様のタイプにもよると思いますが、子供はゆっくりでも成長しますし、こつこつやればできることもだんだんと増えていきます。できないことをどうやったら少しでもできるのか、どうやったら回避できるのか、などを心がけてらっしゃる親御さんが多いかなと感じました。
私も自分の経験でなくてすいません。
うちの場合は、娘が発達障害ですが未成年で学生なので、まだ将来に向けていろいろと情報収集とかしている段階です。
成人して働いてとか独立でなく申し訳ないです。
私も本音を言うと知りたいですが。
パタピーさんがお子さんのこと、よく見て気づかれたこと、旦那さんも拒否とかしないできちんと受け止めて、協力的だという文面を見られて、大丈夫だと思いました。
旦那さんが、パタピーさんと一緒にお子さんのことを考えておられているならばとても心強いと思いました。
失礼ながらラッキーです。
お身内の方で、お子さんのことで大変な思いをされている方がおられるのですね。
それはお辛いでしょうとは思いますが、冷たいいい方で申し訳ありませんが、反面教師だと思って、ご自身のお子さんが、どのようにすれば、幸せになるかをのみを今考えてください。
お子さんのことをどうにかしようと思い立った今、いろいろと情報収集をしてみたらどうでしょうか?
お住まいの近くで、役所にも障害者のための相談窓口(大抵は無料です)もあると思います。
まずはそこから情報収集してみませんか?
相談がどうもというのであれば、役所によってはいろんなパンフレットがあります。これはというのを持って帰って、みて探すのもありだと思います。
私も身内に、今の世代に生きていたら「発達障害」と診断されるだろう
祖父、伯父やいとこがいます。
祖父と伯父の世代って、頭が良ければ少々違っても赦されていたというか、
周りの目をそれ程 気にしなくてもいい大らかさがあったと思うんです。
私のいとこもバタピーさんのいとこと似た感じです。
そして、やはり私の息子もボーダーラインなので危惧してました。
過去を振り返って 自分に言えることは
・親がネガティヴに考えすぎない
・子供の個性を理解し無理強いしない
・周りの価値観で他の子と比べない
・助けすぎずに、でも、必要な助けは見逃さずに与える
・子供のことを信じる
こう読むだけだと、漠然としていて分かり難いですね。
本人の自信に繋がることを見つけてあげるのが
思春期の大変な時期を乗り越えるのに役立ちます。
その時にこの言葉を思い出してみてください。
18歳になる息子は、ここ三年間が一番大変でしたが
雲が晴れるように、突然 精神的な成長を遂げ始めました。
親としても、これなら社会に出られるなと安心して見ていられます。
おそらく、病院で診断を受けると、
発達障害になるであろう、
ボーダーラインの25歳独身女性です。
A子さんの 気をつけるべきポイント に
とても共感し、勝手にレスさせていただきました。
ただでさえ 周囲に受け入れられていない事で
本人が不安であるのに、親族まで不安がっていると、
何処に心の置き所があるのかわからなくなり、
パニックになってしまいます。
裏切られた気さえします。
質問者さんは 息子さんのことを
信じてあげていただきたいです。
具体的な方法 等のアドバイスではなく、
申し訳なく思っておりますが、
1番子供が求めているところは そこ のような気がして。
若輩者が図々しく出張ってしまい、失礼いたしました。
24才男子の母です。中学から突然不登校→単位制高校→専門学校→障害者枠にて郵便局の仕分けの仕事をしています。
タイプはまさに栗原類君です。
仕事内容がぴったり合ったらしく勤務して3年目です。障害者年金もいただいております。
今となって言えることは待っていても誰も教えてなんかくれません。そのため制度から受給から全て自分で調べてみましょう。
まず診断の確定からですよ。予約から確定まで数ヶ月かかります。
うちの息子はアスペルガーです。22歳で公立大学4年生、就活中です。
AD/HDとアスペルガーはともに 発達障害と言われますが、性格?が違うように思います。
息子は小学3年の時に、担任の先生から発達障害では?と言われ、大学病院で検査、診断を受けました。
就活を始めてから、後悔していることがあります。
息子は単純作業、マニュアル通りの仕事に向いていると思います。
例えば、工場作業員、税務職員、研究職、農業 等・・・
なので、そういう専門職に就けるよう 進学を早めに考えた方が良かった。
アスペルガーは人とのコミュニケーションが苦手な為、就職先が かなり限られています
大学も経済学部では、どうしても人とコミュニケーションをとらなくてはならない就職先ばかりで本人が面接すらできない。
高卒で就職させるのも 社会に出すのはまだ早いのでは?と思い大学に進学させたはいいが、人に興味がないので大学での友達は1人もいない様子だし・・・
工業系の大学に進学させれば良かったと後悔しています。
心配で自宅から通える大学を選んだのは 間違いだったかと。
心配しすぎで失敗してしまいました。
私の子育ての最終目標は 息子の自立です。
親がいなくなっても しっかり生きていける力を養ってほしい。
もっと早く 中学生くらいの時から息子と話合って進路を一緒に考えればよかった。今の進路は私の押し付けでしかなかったんです。
普通の子より心配事は沢山ありますが、心配より信用してあげることが大事かな?と思います。
発達障害といっても、アスペルガーの方たちは頭脳明晰で得意な分野に秀でている印象です。私はコンピューター産業が盛んな地域に住んでいますが、有名企業勤務のアスペルガーの旦那さんを持つ知人がたくさんいます。私自身公立学校の特別学級で働いていますが、自閉症のお子さんのお父さんが技術者、というケースがとても多いです。
興味のあることを伸ばす教育をされるといいのでは、と思います。技術者、研究職などが、おすすめです。また自閉症で学習障害があっても、この子は将来障害者枠で働けるんじゃないか、という感じの子は、素直でこだわりが強くない感じです。親が自閉症の子の相手をするのが面倒で好きなことしかやらせなかったり、この子はかわいそう、となんでもやってあげると、自立の道を阻むように思います。
またコミュニケーションに関しては、ソーシャルスキルを教えてくれる専門家がいれば、小さいうちに通うのも、よいと思います。
自閉症の子たちと毎日学校で一緒にいて、大変な時もありますが、一般のクラスにいる子が言わないようなかわいいこと、面白いことを言うので、そういう楽しみを見つけて一緒に過ごしています。
現在高校1年生男子の母です。
幼い頃から忘れ物や物を無くすことが異常に多く、話し方も個性的で違和感を感じていたため、大学病院の発達障害センターで相談したところ、高機能広汎性発達障害と診断されました。
知能は高めだったこともあり、発達障害センターの先生のアドバイスを取り入れて、本人には発達障害のことは教えずに普通のクラスで過ごさせました。担任の先生にはご迷惑をおかけしたと思います(^-^;
先生のアドバイスの中で特に気をつけようと決めたのは二次障害を防ぐことでした。
発達障害により失敗を重ねるうちに自信を無くし、中学生になる頃から鬱や引きこもりになる子が多いそうです。
得意なことは沢山褒めて、失敗は未然に防ぐ方法を息子と考え、工夫してきました。
あと、大人になった時にどんな職業があっているか、そのためにはどの大学を目標にするか、そしてその為に今何をすべきかをおりを見て息子と話すようにしています。
現在の息子ですが、忘れ物は小学生時代に比べると大分少なくなりました。友達にも恵まれ、楽しく高校生活を過ごしています。
発達障害にも色々なタイプがありますが、早いうちに相談できる機関にアドバイスを受けることをおすすめしたいです。
子供のためでもありますが、お母さん自身の心が楽になる部分もあると思いますよ。
以前、この方とお話したことありますが
すごく良かったですよ。よく公演されてます。
もしよければ、ご参考までに……
http://xn--x8jzbin1d.com/
きっと、きっと大丈夫ですよ。
連休は旅行に行っており、これまでお礼のお返事ができずごめんなさい。
多くの親身なコメント、どれもじっくり読ませていただきました。
『心配より信用』
この言葉は、これからずっと、私の中で持ち続けなければならない言葉となりました。
まだ小1ですが、親ばかですが彼のこだわりに何かの可能性を感じることもあります。
よく観察して、彼の居場所となるような未来の道を、
上手にアシストできるような母になりたいと強く思いました。
いとこの件は、今よりずっとその認識が薄い時代、
叔母はいとこがアスペルガーと診断を受けてから、ふっと心が軽くなったそうです。
しかし、そのことを周囲に伝えても、うちの親でさえ理解するまで時間がかかりました。
でも時代は代わりました。その好転した所をしっかり情報収集して行かねばですね。
教えていただいたリンク先も、これから訪れてみたいと思います。
皆さまありがとうございました。
こんにちは。
お礼コメントがついたあとですが、成人済みの発達障害当事者としてコメントさせてください。
バタピーさんの安心につながれば幸いです。
私は確定診断を受けたらおそらくADD(多動のない注意欠陥障害)がつくであろう30代女性です。
大学院まで進学しましたが、みかんさんも仰っているように研究職や技術職には発達障害の確定診断を受けている方、診断は受けていなくてもADHDやアスペルガーの傾向が強い方がたくさんいます。
発達障害の傾向を持っているかどうかと、知的なレベルが高いかどうかは別の問題です。
「発達障害=大学院に行ける」わけではないですが、逆に言うと「発達障害=勉強できない、社会で生きていけない」というわけでもありません。
ただ、本人の興味のあること、好きなことを存分に伸ばしてあげると、人並み外れた集中力と興味でその道に邁進するので、なにかの専門家や技術者になれる可能性も十分にあるのが発達障害だと思います。
もしお子さんに確定診断がついても、つかなくても、本人の興味があることはどんどんやらせてあげてもらえたらいいな、と思います。
苦手なことは大人になっても苦手なままですが、「がんばりなさい!」と精神論で励ますのではなく、忘れものを減らすためにチェックリストを作ろう、とか、片付けがしやすいように箱に入れるもののラベルを貼ろうとか、苦手を克服するための仕組みを一緒に考えてあげると、大人になっても自分で工夫しながらがんばっていけると思います。
「心配より信用」とてもいい言葉ですね。
バタピーさんとお子さんが、発達障害があってもなくてものびのび過ごしていけることを願っています。