ひよこさんのご相談
80になる父と補聴器導入の格闘について、みなさんならどんな風に父にアプローチされるか、ご意見お願いいたします。
5年ほど前から父の耳がかなり遠くなりまして、一緒にいると私の声が枯れる程度にまで悪化しました。 私以外の家族が大きい声でしゃべれと言っても大声を出すことに照れてしまい、結果私が補聴器代わりになっていることが一番の原因だと思います。補聴器の導入を父にジリジリと勧め、1年ほど前にようやく耳鼻科検診を受け、補聴器の選定まで担当医と進めることができたんですが、なかなか購入に至りません。
聞こえない生活ってつまらなそうで可哀想、とか、父ともっとコミュニケーションをとりたい、などと心温まる話はもうここにはなく、単に一緒に生活する私が大きな声を発することに疲れてきました。5年もそうやってきたのでもう老い先もそう長くないだろうし私が我慢しろ、と言われればそれまでなんですが、どうにかこうにか装着して欲しいのです。
父も、装着した方がいいとわかりつつ、どうしてもプライドが邪魔してしまうんでしょう。テストを受けたその結果を会う人会う人に見せ、ここまで悪いんだけれど・・・と耳の悪い不便さを雄弁した後に、補聴器が高価すぎるだ雑音ひどいらしいだなんだかんだと補聴器を絶好調でディスります(購入するのは私なんですけどね)。「導入は真剣に考えているけれど嫌なもんは嫌だ」と本気で言い張っているのか、「これだけディスっているけれど色々と面倒だから購入まで進められないだけで、お前が勝手に買って無理やり装着してくれ、手間をかけてすまんのう」とツンデレな乙女心でいるのか、私には全く察しがつけられません。親戚のおじおばからの説得もスルー、医師からの話も笑ってごまかし続け、孫の手ももう使えません。
もうこうなったら、子供をだますようにドライブに誘い出し、耳鼻科のあの先生に用があったんだーと白々しく予約済みのクリニックに寄り、無理やり装着させてしおうか今悩んでいます。でもこれで失敗したら私も考えようがないので、慎重に進めたいところです。みなさんの作戦をぜひ教えてください。どうぞ宜しくお願い致します。
83歳で亡くなった父が晩年耳が遠く苦労しました。
超頑固な父で、補聴器なんかいらん!と頑なでした。
補聴器の雑音や違和感というデメリット、聞こえるというメリット。
長い時間をかけてジワジワ聞こえなくなったのだから、本人は聞こえない状態に慣れていて、聞こえてた時の感覚を忘れてしまっていると思います。
だから聞こえるというメリットがピンとこない。
まずは聞こえる感覚を思い出してもらおう思い、骨伝導のTV用イヤホンを購入しました。
2時間サスペンスが大好きな父だったし、TV用イヤホンいうことでハードルが低かったのでスムーズにできました。
良く聞こえるなー、びっくりしたよ。と、聞こえることに興味を持ってくれて、やっと補聴器に前向きなってくれました。骨伝導イヤホン様様でした。
じゃあ骨伝導の補聴器にしよう、それならTV用と同じで雑音なくて良いらしいよと、調べ始めた時に急死してしまいました。。
あのまま元気だったら絶対補聴器を使ってくれたと思います。
骨伝導補聴器はAmazonなどでも手軽に購入できます。
ただ、難聴のタイプによっては効果がないようなので、うちは運が良かったのかもしれません。
そんな例もあるよということで参考になれば・・。
間違えました。すみません!
誤)骨伝導補聴器はAmazonなどでも手軽に購入できます。
正)骨伝導イヤホンはAmazonなどでも手軽に購入できます。
こんにちは。
ご本人もストレスでしょうが、ひよこさんもたまったもんじゃありませんね。されていたら申し訳ないですが、大きな声より低い声で話すと高齢者の場合は伝わりやすいです。高音から聞こえにくくなりますので。
お父様は補聴器で聞こえる!便利!という成功体験に乏しいのかもしれませんね。その点はいかがですか?
病院だまし討ちはうまくいけばいいのですが、うまくいかなかった時がちょっと怖いかも…と思います。そこはご性格にもよりますが。
あとはもう疲れた!と筆談に切り替えてみるとか…お父様が面倒になり、補聴器を考えてくださいませんでしょうか。
しかしながらなんやかんやで娘様の通訳が嬉しいのかもしれません。聞こえないのってストレスで、孤独感を強く感じさせるものらしいんです。そこに通訳がいらっしゃると嬉しいのかもしれないですね。
補聴器は慣れるまでが結構大変で、とうとう挫折して使わない高齢者をたくさん見てきました。しても大きな声でようやく伝わるかな?みたいな方も多いです。補聴器は湿気に気を配らないといけないし、電池はしょっちゅう切れます。風呂の際には外し忘れがないように気がけないといけません。なかなか大変です。
それにしてもひよこさん、お優しい…わたしなら筆談、あとはほっとく!とかやりかねません。反省します…
良い方向に向かいますように。
こんばんは、喉の調子は如何でしょうか?声枯れはクセになりやすいので御自愛くださいね。
ひよこさんが人間補聴器になってしまわれているとの事、まずそれからやめてみませんか?
お父様とお話される方にホワイトボードとペン。もしくは大き目のノートと書き味の良いサインペン
(ボールペンよりかすれにくいですし、太い字がかけますので)を渡すのは如何でしょう?
人間、甘えられるポジションにいるとどうしても甘えてしまうんですよね、そしてその甘えが当たり前になってきます。
甘えられてヒィヒィ言ってるひよこさんの身にもなってくれって話ですよ。
今現在、一番困っているのはひよこさんだと思われますので、一番困るのをご本人であるお父様にスライドしちゃいましょう。
ひよこさんも面倒でしょうが全員で筆談にして、そこで困ったが大きくなったら改めて補聴器のお話をすればよいのではないかと思います。
突き放すのも愛ですよ~!
こんばんは。
補聴器は意外と使いこなすのが難しいので
何十万円も出して買ったけど、使っていないという高齢者が多いです。
仕事柄、よくオススメするのは介護補聴器です。
アマゾンなどインターネットでも買えますし、
福祉カタログなどにも載っています。
リオネットのイヤープラスは、単4乾電池でボタンも大きく簡単です。
プリモの聴子、聴太郎は耳に押し当てるだけなので、これも簡単です。
パナソニックなどの集音器も、使っている高齢者がいますよ。
介護補聴器、集音器などと検索していただくと、
いろいろ出てくると思います。
補聴器と違ってフルオーダーではないので
お父様が使われなくなっても、別の人に使ってもらうこともできるので
無駄になりにくいです。
補聴器は、遠近両用メガネと同じで、
若い頃から脳を慣れさせる必要があるので
年を取ってからのフィッティングはなかなか難しいですね。
ひよこさん、こんばんは。
どんな作戦でいくのが良いか?というご相談の趣旨からは外れるかもしれませんが・・・
まず補聴器を無事に購入したとして、慣れるための訓練期間である最初の数週間を
乗り越えられるかどうかが第一のハードルになります。
装着しているとどうしても違和感がありますので、人によっては
ガマンできず結局使わずじまいというケースもあります。
また、いくら本人の聴こえ具合に合わせたものであっても最初の数ヶ月は調整が必要になります。
不思議なもので、補聴器を使っていると聴こえ方がどんどん変わるらしいんですね。
補聴器を購入後も何度か耳鼻科に通う可能性は高いです。そのあたりをお父様が受け入れて下さるかどうか。
また非常に小さな精密機械ですので、ご高齢になってから初めての使用となりますと扱いが難しく、
水濡れや紛失に用心することや、電池の交換やお手入れなど、周囲のサポートは必要になるでしょう。
マイナスなことばかり述べてしまって申し訳ないのですが、これらは義父の実体験に基づいたことです。
70歳過ぎからずいぶん耳が遠くなり、家族からの強いすすめでオーダーメイドの耳穴式補聴器を作ったのですが、
何度やっても自分で耳に装着できない、違和感が強すぎて最初の2週間の訓練期間も早々と挫折、
メーカーの補聴器専門員がわざわざ自宅に出向いてくれて何度か調整も行い、
「せっかく作られたのですから、使ってくださいね」と諭されても結局言うことを聞かず今に至ります。
頑固で堅物、自分の興味のあること以外は面倒くさがって何もせず義母に甘えきっている義父です。
大変失礼ながら、ひよこさんのお父様とうちの義父が何となくかぶってるような気がして・・・^^;
お父様もお元気そうですし、今はひよこさんが何とか頑張ってコミュニケーションをとっておられますが、
聴覚が著しく低下しますと脳への刺激が行かなくなり、認知症発症の可能性が増すということや、
他人との会話がおっくうになり(聞こえないけど何度も聞き返すのが申し訳なくて聞こえたフリをするとそうなるんだそうです)、
家に引きこもりがちになり体力気力が低下する、という話も聞きました。
今は高齢者の増加に伴い、メーカーからいろんな商品が登場しています。
日々大変なこととお察ししますが、この辺りの情報収集を行ってから再度検討なさってみてもいいのでは、と思います。
はじめに言っておきますが
良いアドバイスでないので、ごめんなさい
うちの舅の場合、70代から耳が悪く
本人が買ったり、病院に勧められたりといくつもの補聴器を持っていました。
中には随分高価なものもあるとのことでした。
姑いわく、耳に合わせてわざわざ買った何十万のもあったとか。
夫も、調べて新しいものが出たらこれならいいだろうとか
(骨伝導も)いくつも買いました。
が、もうお分かりかもしれませんが
結局、どれも全然使いませんでした。
理由は言わないのでよくわかりませんが
みためではなく、音の聞こえ方などが嫌だったようです。
補聴器をしたら、よく聞こえるようになる、と普通に思いますが
お父様が言われるように
耳が遠くなる前の普通の聞こえ方とは違うらしいですね。
子世代が、便利だからと当たり前のように考えて勧めるものも
本人には、ピンとこないし不要だと思っていることも
認めてあげてもいいかなと少し思いました。
結局、耳が遠いおじいちゃんとしてずっと過ごしました。
こんな例もあったということで。
ひよこさんのお父様は耳鳴りでお悩みではありませんか?
実は私の母も超~難聴で 耳元で大きな声でゆっくり話しても 3回は言わないと会話にならないほどでした。
なんとか説得して補聴器を購入したものの 雑音が気になり普段 使うことはほとんどしませんでした。
と、いうのも長年、ほぼ無音の世界で生きてきた母には 雑音と必要な音を仕分ける能力がなくなっていたからです。
この能力は 補聴器の調整と訓練で回復できるのですが なかなかお年寄りには 根気のいる作業で断念される方が多いようです。
ですが 冒頭に話した耳鳴りに関しては これを克服すると ある程度の耳鳴りが軽減できるのです。
耳鳴りは 体の内部の音で実は健康な私達にも起こっています。
ただ、正常な状態だと無意識で不用な音だと判断し、シャットダウンしているのです。
それが難聴者は外の音は聞こえないのに 体の内からの音なので 耳鳴りだけは聞こえるという不快な思いをするそうです。
この説明をしてから 母は少しずつ補聴器になれ
耳鳴りを軽減した生活をおくっています。
もし、ひよこさんのお父様も耳鳴りで悩んでいらしたら この説明をして説得されてはいかがでしょうか?
本人に困り感がない場合はなかなか装用に至らないようです。
逆に「これが聞きたい!」と本人のモチベーションが上がるとあっという間です。
ひよこさんのケースも、困っているのは周りであって本人ではないですよね。だから難しいのかな…と感じました。
テレビとか歌とか音を楽しむ入り口を見つけられたらいいのかなと。
茶々さんのお話がとても参考になりました。
毎日のことなので心中も穏やかではいられないと思うのですが、必要性を説明するより、本人の「聞きたい!」を見つける方が近道なのかなと思います。
北風と太陽のお話のように。
みんなのスピーカーになってる日々、お疲れ様です。
喉を壊すと大変です。
お父様の理解はもちろん、他の周りの方の理解も得られますように。
茶々さん
ハニーさん
朋華さん
はなちゃんさん
みかさん
ピクルスさん
むぎむぎさん
くみさん
みなさん、貴重なコメントを有難うございました。
補聴器恐るべし。こちらでの利用成功率は1/8ですか・・・慣れるまでの時間や努力・忍耐が想像以上に必要のようで驚きました。クリニックの先生方も無理やり売り込んでいるわけではないでしょうけれど、早く補聴器に変わる新しい機種が発明されればいいのにとさえ感じてしまいました。
補聴器や類似器具の情報や使い勝手、老人の物の感じ方、皆さんの体験談やお気持ちなど、私の知らない事ばかりで助かりました。兄たちと会議をするよりよほど頭も整理され、クリニックや相談窓口に電話するよりよっぽどためになりますね。こんな素敵な掲示板(井戸端会議場所)を作ってくださった、ファッジさんたちにも感謝感謝です。
相談内容が愚痴めいていたのは、補聴器だけにモヤッとしているからではなく・・・老いと葛藤している父との葛藤に疲れているせいだったのかな、と頂いたコメントを拝読しながら感じました。そしてご指摘下さったように、老い先短いからとあれこれ助けてあげてしまう私が、父を甘やかしていたんだな、と。ハッとしたものの、父を甘えさせてそのまま他界してもらうのも子冥利につきるのでは?と考えてしまう私は、娘バカなのかもしれません。父の気持ちと戦うのも疲れたけれど、突き放してこのまま死なれても後悔する辛さは身にしみて知っており(母を早くに亡くしております)、だったら適度に(いや、かなり)手を抜きつつ寄り添ってあげようかな、と。頑張って生きてきた父ですから、私なりの親孝行を再度考えて行こうとポジティブになれました。対策はまだ未決定ですが、私の気持ちが落ち着いたので前に進めそうです。皆さま、有難うございました。後日談をお伝えできるように、なんとか父の耳と向き合ってみます。
(今、頂いた情報をもとにAmazon検索をしています。ついでに拡声器が目に入りまして・・・逆の発想でこれでもいいかも?と、これで会話をする自分の姿を想像して笑っちゃいました。でもご近所迷惑ですよね、うふふふふ。)
追記です。しつこくすみません。
父が骨伝導イヤホンを気に入ったので、私たちはマイクで使ってアンプなどを通してイヤホンで聴いてもらおう、ということも考えました。
または携帯電話を持たせてイヤホン繋いでもらおうかとも。
補聴器でなく「会話器」です。
もし補聴器に馴染まなくても、好きなTVが楽しめて家族と会話が出来れば良しとしようと思いました。
音響に詳しい友人に相談しようとしてたのですが…残念です。
茶茶さん、追記ありがとうございます!
色々調べながら、情報復習しにこちらへ戻ってきたところでした。
>好きなTVが楽しめて家族と会話が出来れば良しとしようと思いました。
私の心も今そこに向かっています。それで十分ですし、それ以外にもはや耳の使い道がないような気がしてなりません。
大事なのはその器具を実際に利用している方からの体験談だと感じたので、「義父さん、実は僕これを使っているんですよ」と、他人である夫に一芝居打ってもらおうかと家族で企み中です。イライラしても始まらないので、イタズラ感覚で頑張ってみます。有難うございました。
締められた後で恐縮ですが、私自身が難聴当事者です。
現在40代前半で、中度難聴(平均的な80代の方より聞こえが悪い)、4か月前から本格的な補聴器ユーザーになりました。
30代前半から健康診断で難聴傾向を指摘され、後半からは徐々に日常の会話や仕事でのコミュニケーションに支障を感じるように。
これまで言い尽くせない程、難聴のせいで失敗したり情けない思いをしたり疎外感を感じたりしてきましたし、周りの方にも迷惑ばかりかけていると思います。
私の場合はこんなに若いうちに難聴になり(遺伝的なものであり治療法はありません)、社会生活に適応していく必要に迫られていたため、補聴器について早いうちから情報を集めたり自ら病院やお店に出向くようになりました。
また通販などで集音器なども視聴や購入したこともあります。
その経験上言えるのは、難聴に関する情報はネット上以外では特に集めにくいものであり、そのせいで難聴者やお年寄り自身も客観的な状況・原因、その対策を知らない場合がほとんどですし、周囲の健聴者はそれ以上に全く難聴というものを理解できません。
一番の誤解は、補聴器を使えば「耳が聞こえるようになる」と思われているということです。
あるいは高いお金を払ったのだから効果があるはずという誤解。
補聴器を使い始めると感じる不快感、音の不自然さ、扱いの面倒さ、調整の難しさ、お店や機種との相性・・・挙げればきりがないほどハードルの高い機器だと実感しています。
上で何人かの方がおっしゃっているように、補聴器というのは決して万能なものではなく、個々の聴こえの状態や機種との相性に加え、性能を実感できるまでにはかなりの期間の調整とリハビリ、そして忍耐が必要なものであるということをまず私もお伝えしたいです。
また、補聴器のお店も親身なところ、技術が高いところとそうでないところ、威圧的なところ、売ればいいと思っているようなところ、様々でありなかなか難しいところです。私も実際に比較的若い女であるが故に非常に不愉快な思いをしたことが何度もありました。
そういう意味でも気の短くなったお年寄りやそれに寄り添う家族の方にとっては、本当に煩わしい手続きが必要になると言えます。
また、お父様のことを一心にサポートされているひよこさんには大変申し訳ない言い方になりますが、実は大声には大した効果はないのです。
もちろん小声でヒソヒソよりはボリュームが上がりますが、それよりは声質との相性(高い声か低い声か)や、話すスピードと滑舌の方が聞き取りやすさにとって重要なのです。
私も友人や職場の方でも聞き取りやすい人と何度聞き返しても会話に苦労する人がいます。難聴者はボリュームだけでなく、音が抜け落ちて聴こえるので、歯抜けの部分を予想したり前後から推測して初めて意味が理解できるのです。お年寄りは特にその変換スピード( 脳の働き)がどうしても低下してしまったり、聴こえを諦めてしまうことが多いため、大声で何度も話しかけても伝わらないことが多くなると思います。私も病院などで怒鳴るような大声で話しかけられているお年寄りを見ると、本当に切ない気持ちになってしまいます。伝える側の一生懸命なお気持ちもよくわかるのですが、大声は音が割れて逆に聴きづらい場合も多いですので、お互いに疲弊してしまうのがよくわかりますので。私の祖母は相当な難聴なのですが、同居の他の家族の大声よりもたまに会う私の普通の音量の話の方がよく伝わって会話も成り立ったりします。
長くなってしまいましたが、このような点から私がお年寄りにお勧めするとすれば、まずは集音器を試してみる。
集音器も様々なタイプ・値段のものがありますが、使う方が扱いやすく、比較的安価でも聴きやすさを実感できるものもあります。高価な補聴器はほぼデジタルですが、アナログの方が聴きやすい場合もあります。実際私が一番音が自然に感じられたのは音響専門メーカーが作っている通販のものを試聴した時でした。
あるいは筆談ボード(電子メモなど)や伝音グッズ(もしもしフォンなど)を家庭内の日常の意思疎通の手段として使うのも大いにありだと思います。
何より、今現在一番困っておられるひよこさんご自身の声枯れを徒労感をなんとかしたいということですよね。
お父様とのモヤモヤは聴こえのことだけではないとご自身もおっしゃっていましたが、意思疎通にかかる労力をお互いに出来るだけ少なくして、あたたかなコミュニケーションの時が少しでも増えることは、何より大切に想う気持ちが伝わるために欠かせないことですよね。
お優しいひよこさんにとって少しでもお役に立てたら嬉しいです。
追伸
難聴について、様々なサイトがありいろいろな面から情報も得られますが、
こちらのサイトはよくまとまっていて参考になると思います。
http://haya.moo.jp/nancho/hitudan.html
ハミングさん、コメント有難うございます。
冷静な経験談はとても頭に入ってきやすく、大変助かりました。特に、高音が聞き取りにくいだなんて、何かこう正直・・・頭にきます!どうしてそんなことを誰も今まで指摘してくれなかったんだー!明朝はもう絶対に通訳してやらない!と堪忍袋の緒が切れました。誰に対して切れているって、自分なんですけども・・・。とにもかくにも、私の声枯れはこれで確実に解決されますね。とりあえずもう大声はやめます。
集音器も色々あって驚いている最中です。父にグッズを紹介する時は、すでに父とリンクがあるお店や広告が一番話しやすいので、とにかく情報収集していきたいと思います。いただいたサイトも親戚に拡散しておきました。少しでも取り入れられるものは実行して、みんなが楽になれますように。
ハミングさんからの内容を、冊子にしてクリニックに置いてくれればいいのにな、なんて。医師と補聴器業者とのべたつき具合も常々感じているので、クリニックはダメでしょうが、せめて役所の福祉課とか目に付きやすいところ、いいですよね。
本当、有難うございました。
はじめまして、高齢になると耳が遠くなり、コミュニケーションがうまくとれない時がありますよね。
私は、生まれつきの聴覚障がいを持っており、23年間補聴器装着の生活です。
生まれつきの補聴器と高齢になってからの補聴器では、また違うかもしれませんが、参考までに。
補聴器を装着することによって、耳にどれだけの負担をかけるかご存知でしょうか?補聴器のイメージは、耳元で手持ち型スピーカーが音を発しているイメージです。耳が遠いとはいえ、いくらなんでも耳元にスピーカーはキツイですよね?
し、自分の経験上、音を大きくするのは無意味のように感じます。補聴器は、声だけでもなく、風の音や本のページを捲る音も大きくしてしまうので、たくさんの音や声が喧嘩している状態です。その中で、会話の声を仕分ける感覚は、精神的に辛いです。
お父様の場合は、プライドで補聴器装着を拒んでいるとのことですので、あまり参考までにはならないのですが、補聴器を薦めるということは、このような生活を強いるということです。このような生活をこれから先24時間365日続くと思うと、あまり乗り気になれませんよね?お父様が補聴器をdisる気持ちも大変分かりますし、それが当たり前です。
かくいう私も、生まれつきで補聴器を装着しているので高齢者の方と比べると、補聴器に慣れている方ですが、数年前に精神的に辛くなり、耳鳴りや頭痛、音を拾えないストレスで胃がボロボロになりました。以来、外出の機会以外では、補聴器を装着していません。
ですので、薦めるのではなく、お父様が自分から進んで補聴器を装着する時を待たれた方がよろしいかと思います。
大切なのは、お父様にとって苦痛ではない方法をとることで、いかにコミュニケーションを充実させるかということです。
私は、補聴器で装着してコミュニケーションをとるより、唇の動きを大きくしたり、ジェスチャーや表情をわかりやすくしていただける方が、コミュニケーションも楽しいですし、嬉しいですよ。
まゆみさん、有難うございます。
経験者の方からのご意見は、心にすーっと入ってくるから不思議です。
父も歳をとり、情報収集さえ面倒に感じているので、私は手伝うのはそのあたりかな、と考えるようになってきました。聞こえるようにはなりたいけど方法がわからないから、本人もイラつくんですよね。無理強いはしないように、寄り添っていこうと思います。
有難うございました。
耳の遠いおじいちゃんと対応していて気がついたことは
(聴覚でご苦労されてる方の後で差し出がましいですが、対高齢者に嫁のレベルで気がついたことをちょっと)
話す内容が、わかりやすく想定内である(理解しやすい内容)と通じやすかったと言うことがあります。
例えばシンプルな内容を、なるべく簡単に言います。
夫は、途中を省略した話し方で、しかも話題があっちに飛んだりこっちに飛んだりをするので、あまり通じてませんでした。
雑談的に、どうでもいいような話をだらだらしたりするのは、多分全然通じてなかったと思います。
内容がよく理解できなくても、息子と話すのが楽しいならこれでもいいと思います。してほしいことがあったりする場合は、私がくっきりした話し方で「短くわかりやすく」伝えてました。
また、顔を正面に向けて話すといいと思います。
横を向いたり顔を動かしながら話すと
声が大きくなったり小さくなったりして聞き取りにくいようです。
大きいというより、くっきりした話し方を心がけてましたが、割と通じました。
ピクルスさん、コメント有難うございます。
先日叔母の葬儀の帰り道で、父が「通夜から初七日の式までほぼ何も聞こえなくて自分でもびっくりした」と言ってました。普段来客もおらず、耳の遠い判断基準がテレビと電話と私とボリュームが変幻自在な相手ばかりですから、親戚との会話がままならなかったことに驚いたんでしょうね。気づいてくれてよかったです。
父は昔からくだらない話は無視して、結果だけ聞きたいタイプですので、端的な会話は気にいると思います。私の疲れも激減するはずです。早速試してみますね。有難うございました。