娘のピアノのお稽古、今後どうしたら…

サラダさんのご相談

初めまして、サラダと申します。
娘のピアノのお稽古を今後、どんな風に続けさせればよいのか相談させて頂きたく、どうぞ宜しくお願い致します。

私の娘は、現在9歳の小4です。
ピアノは5歳から始めており、ズバ抜けて上手という訳ではありませんが、7歳でブルグミュラーを終え、8歳から難度の低いショパンのポロネーズやワルツを弾かせて貰っており、年齢の割にはまあまあかな?というレベルで今に至っております。
(ただ弾けるだけではなく、それなりにテクニックも伴っております。)

私は「まあまあ上手」というレベルから「すごく上手」というレベルに上げてあげたくて、今までずっとお尻を叩いて来たのですが、それが完全に逆効果だったらしく、娘はいつしかピアノを辞めたいと言う程嫌いになってしまいました。

ですが、娘はピアノを弾く事自体が既に習慣と化してしまった様で、嫌いと言いながらも毎日1時間半以上も自ら健気にピアノに向かう姿をみて、さすがの私も段々胸が痛くなって参りました矢先、こんな事がありました。
学年代表で伴奏者に選ばれるという嬉しい事が起こったのですが、当の本人が「別に嬉しくもない」と白けた顔で言ったのです。
これはとうとう潮時かと感じ、今後について娘と話し合ってみました結果、今の先生の宿題ノルマがキツイので先生を変える、という事に収まったのですが(実は一年前に課題を減らして欲しいとお願いしたところ、やる気がない生徒には教えたくない!と一蹴されましたが、その時は、他の先生は考えられず続ける決心を娘がしたところ、それに気を良くされた先生が更に課題を増やしてしまい、この1年間は特にヘトヘトでした)、どうかここで皆様のご意見をお聞か下さい。

ただのお稽古として習うピアノで、毎日の練習が1時間半以上というのは普通でしょうか?
この程度でキツイと感じる私達は甘いですか?

また、嫌いと思っているピアノでも、ピアノ道ではありませんが、子供の精神鍛錬の為に今の先生のままで続けた方が良いものでしょうか。
逆に悪影響でしょうか??

因みに娘はピアノ以外には打ち込んで習っているものはありません。(ソロバンや英会話、これは本人の意思で始めましたが、遊び程度です)

本当はスッパリ辞めさせてあげて、年齢的にも娘自身がしたいと思う事を始めた方がよいのかも知れませんが、今までの努力が水の泡になってしまうのも勿体ないと思ってしまいますし、先生を変えたら好きになるかも?なんて淡い期待も抱いてしまいます。

もし続けるとしても、私は今後はもうお尻を叩くつもりはありません。趣味として楽しんで欲しいと考えています。

皆さん、嫌いだったけどピアノを続けて良かった、続けたけれどやっぱり時間の無駄だった、あるいは先生を替えたら好きになった等、ご自身でもお子さんの事でも、ピアノについての思い出や経験談、どんな事でもお聞かせ頂けましたら幸いです。

因みに私は辞めて後悔しているので、娘に期待してしまいました。

それと、伴奏者のオーディションは自ら立候補したので、誰にも負けたくないという思いはあるようです。

長々とお読み下さり、ありがとうございました。
どうぞ宜しくお願い致します。


悩めるサラダさんに
みなさまアドバイスお願いします!


カテゴリー: 子育て


娘のピアノのお稽古、今後どうしたら… への47件のコメント

  1. ほやよめ より:

    サラダさん、こんにちは。
    私には子どもがまだいないので自分自身の経験ですが…

    幼稚園の頃から25年近く、ひとりの先生のレッスンを受けていました。といっても、家族ぐるみでお付き合いのある方だったので、私にとっては先生であり年の離れたお姉さんのような存在でした。
    私の家にはピアノがなく、小学生のある時~高校ぐらいまではエレクトーンを置いていましたが、基本家での練習はしていなかったため1日1時間半の練習量がどんなものかはわからなくってすみません…。
    ピアノを長く続けていてよかったと思うことは、音楽が好きなこと、姿勢を正しくするだけの腹筋・背筋が鍛えられたことは実感としてあります。また先生との交流もいい勉強になると思いますよ。1対1ですので学校の先生とは違って自分の気持ちは自分が言うしかないですし、レッスン中に注意を受けたり「そんなんで弾けてると思ったらあかん!」なんて厳しい言葉を受けてポロポロ涙したこともありましたが、なんていうかそれって仕事にも似ているので精神的な鍛練にはなったように思っています(私は、ですけどね)
    まぁそのへんは先生との相性、個人の性格にもよるところなので一概には言えませんけど…

    娘さんは宿題のノルマだけがきついのでしょうか?先生自身のことは嫌いにはなってないですか?もしかしたら言い出しにくいだけで、先生のことが苦手になっている可能性もあるので、そうであればしばらくお休みするか他の教室に行くことを考えてみるのもいいですよね。
    またピアノを弾くこと自体を嫌いになったわけでもなく、ご自宅にピアノがあるのであれば、娘さんの好きな曲を好きな時に弾いて過ごすのもいいのではないでしょうか?そうしていて、やっぱりレッスンが受けたいとなった時にどこの教室に行くかを選択してもいいように思います。(個人経営などで気まずくなければ同じ教室で再開もありではないでしょうか?)

    それにしても、娘さんは7歳の頃にはもうブルグミュラーを終えてるんですね!中学だったか高校だったかで初めてその教本を使った私からしたらとんでもなく頑張り屋さんな娘さんだと思いますよ、すごいなー◎

    • サラダ より:

      ほやよめ様

      こんにちは。
      ほやよめさんご自身のご経験からのご丁寧なアドバイスを下さり、有難うございました!
      25年も続けられたなんて本当に尊敬です。

      娘は先生の事は好きみたいなのですが(人間的にもとても素晴らしい先生で、私も尊敬しています)、練習量を多く課せられる事が不満みたいです。

      練習を1日でもサボると先生には分かってしまい叱られるので、真面目にやってきた結果ピアノ嫌いになってしまい、本末転倒な気もして悩んでいます。

      ブルグミュラーを7歳で終えた時は、私も期待して家での指導に熱が入ってしまい、今となってはそれも反省しています。何でも行き過ぎたらいけませんね。

      ピアノを続けたメリットを教えて下さり、有難うございました。
      娘とまた話し合ってみます!

  2. ブルガリア より:

    サラダさん
    子どもの習い事って、どこまで頑張るか(頑張らせるか)、難しいですよね。
    私の例ですが。。
    ・私自身(40代)
    4歳からピアノを習っていましたが、いつもいやいや練習していました。毎日なんてぜーんぜんしてませんでした。母に練習しなさい、と言われるのも、先生に怒られるのも嫌で仕方なく、小6のとき、ソナタまで終わったのを機にやめてしまいました。その後、中学校では合唱コンクールの伴奏を任されたり、バンドでキーボードを弾く程度のレベルにはなっていたし、今でも初見である程度は弾けるので、いやいやながらもやっててよかったなぁと思っています。でも一日1時間以上の練習とか、当時の私からしたらありえないです。。。

    ・息子(10歳)
    自分がある程度ピアノを弾けることで楽しめてきたので、6歳から習い始めてます。でも自分の経験から、決して無理強いはせず、「いやならいつでもやめていいよ」と伝えています。
    幸い先生との相性も良いようで、自分のペースで続けていて、ブルグミュラーが終わり、今ソナチネです。とりあえず、一日15分程度は自分から練習してます(してない日もありますけどね~)。私は「ピアノの練習そろそろする?」という声がけくらいはしますが、それ以上は言いません。今のところ、ピアノはこのまま続けたいと言っています。

    ・私の従姉妹(40代)
    私の叔母(いとこの母)がとても厳しく、毎日1~2時間ピアノの練習をしていました。従兄弟が子供の頃に泣きながら弾いていたのを、よく覚えています。でも、私のようにピアノを辞めたいとは言わなかったので、彼女はそのままピアノを続け、現在はジャズピアニストです。

    以上、身近な例です。
    私の意見で考えれば、小4で、とくに音楽の道を考えていないのなら、一日その練習量は辛いだろうな・・と思います。
    まずは練習量を一日30分くらいに減らしても大丈夫な先生に変えてみて、娘さんが本気でまたスイッチが入ったら、それなりの先生に戻すとか、学校のピアノ伴奏代表くらいで満足なら、そのまま趣味としてのんびり続けていく、で良いかと思いますよ♪

    • ブルガリア より:

      ごめんなさい、追伸です。
      今、やめてしまうのはもったいないと思うんです。小4だとまだおもしろさがわかる前だし、やめたらきっとすぐに弾けなくなってしまいます。
      中学まで続ければ、きっとピアノの楽しさがわかるし、レッスンやめても自分で好きな楽譜を選んで、趣味として続けていけると思います^^。

      • サラダ より:

        ブルガリア様

        様々な方の例を挙げて下さり、大変参考になりました。

        1日1時間半の練習は、やっぱり長いのですね。
        少なくとも私の周りでも聞かないのですが、先生に相談しても取り合って頂けなかったので、モヤモヤしていたものがスッキリした気分です。

        止めるのももったいないと仰って頂き、そこも悩んでいたので楽になりました。

        娘はもう少し楽な先生ならピアノを続けてみても良いと言っているで、その線で進めてみようと思います。

        ありがとうございました!

  3. タチバナ より:

    ピアノは嗜みの一つ。趣味として一生続けてくれたらいいのにな、程度の我が家からすると、
    「将来は音大に進み、ピアニスト志望ですか?」というような進み方だし、練習量だと思います。
    とてもお上手なお嬢さんなんだと思います。
    近所のコンクールにどんどん出場しているお子さんよりもご熱心と思います。
    こういう物は、親御さんの価値観と言うのも大事になって来るのでしょうね。
    うちは、本人がピアノを嫌いにならずに長く続けて欲しいと思っていました。
    先生もそんな先生で、申し訳なくも週に一度の練習を先生のレッスンで行うなんて事も一度ならずありましたし、子供への叱責は当然ありますが「そんなこともある」と受け止めて下さる先生でした。
    3才から習い始めた娘たちは18歳、16歳になっても毎週先生の所へ通っています。
    あの先生だから続けられたし、可愛がっても頂いた、娘たちにとっては親の次に長くかかわっていただいた大人です。
    後、お習字も続けていますが、こちらも親子で先生のお人柄に惹かれて通い続けている感じです。
    その道で身を立てるなら練習のしようも違うのでしょうが、音大、美大などは全く考えた事もありませんし、学歴の方が大事と思っている家庭です。
    長女は志望していた国立の医学部へ入学できました。
    ピアノやお習字は正直、二の次さんの次にした時期も長かったです。
    それでもたまに道具を広げて楽しんでいますし、学校の伴奏程度ならお役に立てることもあるようです。
    こういう関わり方でも、ピアノは楽しめますよ?
    しかし、何をどこまで求めるか、と言う事なんでしょうね。
    まだお子さん自信では決めかねるでしょうから、親御さんも悩まれるところとお察しいたします。

    • サラダ より:

      タチバナ様

      私もタチバナ様と同じ気持ちで娘にピアノを習わせたはずなのですが、コンクールに出場されるお子さん方よりも練習時間が長いとは、今迄娘がどんなに負担だったかと考えると今更ながらショックです。

      娘が小1の時にも1度、先生に練習量について相談した時「◯◯ちゃんなんてまだマシ、根性がない」みたいに言われましたので、その事実を教えて頂けてとても有難かったです。 詳しくご回答下さり、本当にどうも有難うございました。

      娘も中学受験の準備に入る時期になりましたので、その事を理由に今の先生をお話しをする決心がつきました!

  4. めめっち より:

    一度、他の先生の体験レッスンをされることをお勧めします。ピアノほど、先生の指導方法に差がある習い事はない気がします。相性がとても大事だと思います。

    うちにも4年生の娘がいますが、毎日1時間以上練習なんてできません。せいぜい15分くらい。長い時間ピアノに向き合えることはすばらしいことだと思いますよ。

    他の先生のレッスンを体験することで、今の先生の良いところが見えてくるかもしれませんし、新しい先生のほうが良いとなるかもしれません。やめてしまうのは簡単なので、続けられる方法を模索してからでよいと思います。

    得意なものは伸ばしてあげたい。うちの娘は、そろばん1級とると頑張って練習していますよ。親もおだてたり、ごほうび作戦をたてたりしながら応援しています。

    • サラダ より:

      めめっち様

      娘もそろばんが大好きです!
      自分からやりたいと言って始めましたし、マイペースで進めて貰えてるので楽しいんだと思いますが、そろばんに対して喜々として意欲的な娘をみていると、習い事ってこうあるべきなんじゃないかとピアノについて深く考えるキッカケとなったんです。
      先生も、楽しもうね!というタイプで、ピアノの先生とは随分雰囲気が違うんですよね。

      アドバイス下さり有難うございました!
      一度体験レッスンに行ってみようと思います。

      お嬢様のそろばん一級合格、応援しています!

  5. chii より:

    ピアノの事ではないのですが。

    幼稚園の頃から中学生になってしばらくまで、エレクトーンをやっていました。小さい頃の記憶はハッキリしませんが、小学生の頃は毎日30分練習する約束だったと思います。中学生になり、部活動を始め、バスで母の同級生のお宅(徒歩とバスでで往復1時間半程)に通うレッスンが続けられなくなり、紹介してもらった家の近くの先生に代えたのですが、結局自分とは合わず、辞めてしまいました。

    エレクトーンをやってて楽譜も読める様になったので、リコーダーなどの楽器や合唱なども楽に出来ましたし、大人になって、かなり進化したエレクトーンを習いたくなって通った事もあります。なので、習わせてくれた両親に感謝しています。ただ、辞めてしまった事に後悔はありません。部活も頑張れましたし。

    息子は今10歳、引越しをして辞めてしまいましたが、5歳から3ヶ月前までピアノを習っていました。毎日30分の約束でしたが、辞めたくはないとは言え、大変そうに見えました。宿題や、他の習い事もありましたし。でも、お友達の家や、学校で弾いて、褒めらるのは嬉しかったみたいです。諸事情で復帰させるかは分かりませんが、同じ年齢で毎日その練習時間は大変かも知れません。

    個人的には、もう楽譜が読めるのであれば、家でマイペースに練習をしながら様子を見るか、ピアノの先生にもう一度相談してみるか、先生を代えるのはあまりお勧めしません。辞めてもいいかな?と思われるのであれば、いい先生だといいなぁという淡い期待を抱く程度で!

    少しお母様の期待が大きいかな?と感じます。娘さんの意見を尊重してみてはいかがでしょう?離れて、やっぱりピアノがいい!と気がつくかも知れませんし。

    良い方法が見つかります様に。

    • サラダ より:

      Chii 様

      そうですね、私の期待が大きくなってしまい、いつの間にか習い事の枠を超えてしまったような気がします。
      娘は今レッスンを辞めてしまったら、恐らく自分からはピアノに触らなくなると思いますが、完全にピアノから離れる事を望んでいる様子でもないので、そこのところも併せて、先生にもう一度相談してみようと思います。

      体験談をお聞かせ下さり、有難うございました。

  6. rammama より:

    ピアノを5歳からはじめ大学受験で辞め、その後弾かずに50台後半からまた突然弾きたくなって習っている者です。
    レッスン時間が1.5時間は確かに10歳のお子さんには負担かと思われます。
    先生は熱心でとてもよい先生のようですが、しかし将来ピアノ科のある高校や音大に進むのならいざ知らず、ご自身の主義だけで本人や保護者の意見も聞かず、ただレッスンをガンガンさせているとしたら、ちょっとどうかなと感じます。やめるのはいつでもできることなので、もう一度先生と話し合ってみてはいかがでしょう。
    ずっとその先生についていらしたわけですし、ほかの先生にお願いするしないは別として、正直な思いを伝えてからでも遅くはないでしょう。その前にお子さんの気持ちをよく聞いてあげましょう。なんだかんだいいながら1日に10歳で1.5時間もレッスンするのは偉いですよ。私はにげてばかりましたから。

    ピアノをやっていてよかったのは脳の回転がほかの人よりも早くなったと自負しています。同時にいろいろなことを考え実行できると感じています。やはり指は脳に直結していますから、子供のころに指を使ったことをやると脳の成長にはとてもよいと思います。
    10歳から12歳までは子供のゴールデンエイジ、この時期にやったことはずっとお子さんの財産になるのと、神経回路の発達が著しい時期ですからこの時期にやると大人になっても忘れません。私も50台後半でピアノを再開しましたが、練習しただけでバッハやショパンをバンバン弾けますよ。

    大事なことはレッスンにヘトヘトなるから先生を変えるのか、ピアノそのものを見直すのか。ピアノはお子さんは好きだと思います。また不思議なことにいやだいやだと思っていてもまた弾きたくなるのがピアノの魔力です。
    今後どうしたい、というお子さんの希望も踏まえてせっかくならってきたピアノを続ける方向で、まずは先生と3人で本音をぶつけた話合いをおすすめします。

    • サラダ より:

      rammama 様

      ゴールデンエイジのお話、とても参考になりました。
      娘にとってはこれからの2年間が大切な吸収時期だと思うと、ピアノ以外の事にも挑戦させてあげたく、いよいよピアノの比重を落とす決心がつきました。

      ピアノについては娘とはこれまで何度も話し合って参りましたので、あとは私が先生に対して怯まずお話しするだけだと、お陰様で覚悟が出来ました!

      親身なご意見を下さり、本当にどうも有難うございました。

  7. マムマム より:

    大事なのはどんな風になりたいか。
    生活の中でちょっと楽しむ程度か将来ピアノ二ストになりたいのか、実はやりたくない、やらなくていい、、どれでしょうね。
    我が家の娘はピアノ先生を変えたら笑顔を取り戻しました。
    威圧的な先生から個性と自主性を尊重する怒らない先生に変えたんです。
    イライラしてる娘をみて、もしかしたら先生が合わないのかも!と思い変えてみたところ、それはもう正解でした。
    何軒か見学してみて下さい。
    融通がきかない先生はその子の何をみてるのでしょうか。
    大事なのは楽しむ心です。
    プロを目指す訳じゃ無いんなら適当で十分ですよ。

    • サラダ より:

      マムマム様

      娘の先生は、ピアノを通して人生を学んで欲しいとお考えです。
      だから、逃げる姿勢に対して特に厳しいのだと感じます。

      お嬢様は先生を変えたら、笑顔を取り戻されたのですね。貴重な体験談を教えて下さり、有難うございました。
      アドバイス頂いた通り、何軒かお教室を回ってみたいと思います!

  8. 経験者 より:

    私(女性)と姉が3歳からピアノをはじめておりました。母曰く小さい頃は自分たちの意思でピアノがやりたいといっていたそうです。ただ、母の(頭があがらない)兄がYamahaの店舗を当時経営していたりということで、母にも何か私たちにさせたい、という要求があったのを私はプレッシャーとして感じていました。物心ついたときには、いかにピアノの練習をさぼるか、しか考えていませんでした。当時は一日1時間と決められていましたが、一曲と一曲の練習時間をできるだけあけて遊んでみたり。しかも、自宅に先生を呼んでいたのでやめることもかなわない状況という感じでしたが、その先生の希望もあって、我が家で他の生徒さんのレッスンをはじめるようになり(週二日)、その日は練習できないので私は喜んでいました。中学になり部活動が忙しくなり、引越ししたこともありそのときにピアノを正式に辞める頃ができました。私は手も大きく、ピアノ無機だといわれていましたが、その後はピアノとは無縁の人生です。ちょこっと触ることはありますが。その一方で、姉は音楽高校、音大、大学院、ヨーロッパ留学、現在もヨーロッパ在住で現地の音楽学校の教師、、、というようにピアノなくしてはない人生を送っています。なので、当人の性格も影響していると思います。姉は私とは違って(笑)従順な性格で親に逆らうことはあまりなく、ピアノ以外あまりとりえがないタイプでした(失礼な私・・・)。
    私の場合は、ピアノの強制はありましたが、勉強の強制はまったくない家庭で、4月うまれというのもあってか勉強はよくできたので(笑)、そっちの方が伸びました。でも、小学生からずっと学年でのお遊戯会などでは、指揮者だったり演奏者だったり常に学校からご指名をいただき、それが自分でも当然で、自信にもつながったのだろうというよい面もあります。また、完全音階の耳はできているので、もしかしたら将来それが語学に役立つ可能性もあるかもしれません。30を過ぎてからでしたが外国に移住しその国で弁護士として働いています(年をとってからでしたのでネイティブにはなれませんが、他に日本人からすると耳がいいらしいです)。
    あくまで経験談として。姉と私の違いからわかるようにご本人の性格が大きいと思います。

    • サラダ より:

      経験者様

      興味深いご経験談をお寄せ下さり、有難うございました。
      お姉様と共に、絵に描いたようなサクセスストーリーで娘とは全く比較になりませんが(笑)、引っ込み思案な娘が何か特技を身に付けて自信を持って貰えたら、と色々な習い事をさせてみたところ、上達が早かったのがピアノでした。
      経験者さんの体験をお聞きし、学年代表に選ばれた事はやっぱりきっと娘にとっての自信に繋がったのではないかと思い、今までの練習も無駄では無かったと感じる事ができました。

      海外では生活するだけでも大変なのに、言葉を駆使する弁護士さんとしてお仕事されるなんて凄いですね。
      同じ日本人として、経験者さんの更なるご活躍をお祈り申し上げます。

  9. かな より:

    ピアノに限らず、どんな習い事も思春期に差し掛かる頃になると、続けるのが難しくなってくるものだと思います。

    少し客観的なというか批判的なというか、大人っぽい考え方ができるようになって、面倒くさいとか他の子たちはこんなに苦労していないとか考え始めるみたいですね。

    我が家では目標を決めて、「まずはここまで頑張りなさい。そこまで頑張ったらあとは好きにしていい」ってことにしました。何事も辞めるのは簡単、続けるのは大変なんです。でもやめてしまうと何も残らない。

    うちの子供たちで言えば、中学に入る頃に一緒に通っていた子たちが次々と辞めていき、つまらなくなった事も加わり、辞めたい辞めたいと言ってましたが、嫌々ながらもなんとか中学卒業まで頑張らせました。
    指導者の方なんてお世辞にも人格者とは言えない方ですが、その頃には実力もついてきて花開き、可愛がってもらっている方だと思います。今は高3ですが、大会に出てもそこそこ上がっていけるくらいです。あとはもう子供の意思に任せようと思っています。

    全部がうまくいくケースではないと思いますが、サラダさんのお嬢さんも、目標点みたいなものを決めて、とりあえずそこまで頑張ろうと言うことを話し合われたらいかがでしょうか。目標をクリアしたら、そこでもう一度考えればいいのではないかなと思います。

    どんな習い事、どんな先生でも、何かしら不満は出てくると思うので、他の先生を見るのもいいですが、様子をみながら、継続は力なりを経験させるか、嫌なことからは逃げていいを経験させるか、親御さんの姿勢も問われているような、結構重大な事柄だと思います。

    • サラダ より:

      かな様

      貴重なアドバイス、有難うございました。

      そうなんです、親の姿勢も問われているようで、とてもプレッシャーです。
      本人とは、一応小学校卒業まで続ける、という約束にしています。
      そこまで続ければ十分だと思いますが、これからの2年間が更に厳しくなりそうで恐ろしいのです。

      息子さん達が難しい年齢を乗り越えて習い事を続けられたのは、かなさんのサポートがお上手だったからだと思います〜。
      私も見守る姿勢で頑張ります!

  10. ひろ より:

    娘は高校二年生。小学二年生からピアノを続けてます。高校の授業後美術部後に帰宅したら、7時くらいになりますが、30分程度毎日練習しますよ。
    彼女にはビアノは自分の一部で勉強などのストレス解消になくてはならないものです。
    春からは大学受験ですが、彼女はたぶんピアノは辞めないと思います。辞めないのはピアノか好きだからです。

    お嬢さんもビアノが好きになった上でレッスン続けられたらいいな。そしたらピアノはお嬢さんを導き、助けてくれるすばらしいものになりませんか?

    • サラダ より:

      ひろ様

      お嬢様とピアノの関係、とても自然で素敵ですね。

      娘にとってピアノは、弾くことは嫌いではないけれど、自分の時間を奪う憎い存在なのかも知れません。
      遊びたい盛りに無理をさせてしまったことに、改めて後悔の念が湧いてきますが、ひろさんが仰るとおり、いつかピアノが娘を導いてくれる存在になってくれると嬉しいです。
      メッセージを下さり、有難うございました。

  11. RURU より:

    4歳半から15歳まで、大手の音楽教室→ピアノの個人レッスンと習いごとをさせていました。
    小6の時点で「高校までの音楽のテスト範囲が全部終わりました」と言われていたとおり、定期テストは楽勝でした。

    中3の夏休みで辞めさせたのは、先生との相性です。
    「グランドピアノの置けるおうちへ引っ越した方が上手になる(のでぜひ引っ越して下さい)」「一緒に作曲も学んだ方が表現が広がる」と、無理難題が増えてきて…断れず音大の先生のところまで作曲のレッスンに行ったもののあまりにもレベルの高い厳しさでした(そっちをやめるのも一苦労で胃炎になりました…)。
    担当の先生はよかれと思って言って下さっているだけなのに、親子ともに苦しくなってしまい、受験を理由に卒業しました。

    確かな技術があると、腕にも負担が少ないですよね。でも、楽しんで弾けなくなった時点で何かが違うのかな。
    うちは「一時間半弾かせて下さい」と言われて「はい」と答えながら、部活等で時間が取れず、30分しか弾かせてませんでした。
    音楽家を目指しているのならば別ですが、お子さんの笑顔が第一。手抜きも必要かなと思いますよ!

    うちの子は今、好きなアーティストやバンドのスコアブックを買ってきて、楽しみで弾くくらいですが、一時期は見たくもないと言われたピアノ、処分しなくてよかったです。

    • サラダ より:

      RURU 様

      お嬢様のお話を伺うと、ウチの娘なんてまだ甘いな、と思いました^_^;
      音楽の世界って、無限に広がるから怖いですよね。
      でも、頑張ったお嬢様、とてもかっこいいです!
      RURUさんも、本当にお疲れ様でした。

      ピアノを辞めたらピアノは捨ててね、と娘から言われた事がありましたが、お嬢様の現状に安心しました。
      大変参考になるお話、どうもありがとうございました。

  12. たまひろい より:

    娘たちも中学までは近所の先生に
    レッスンをお願いしていました
    腕は学校の合唱の伴奏を受け持つレベル
    私もバイエルの頃は毎日練習させました。

    私立中学に入ると お母様がピアノの先生だったり
    娘のレベルより高い子も多く 伴奏はまわってきません。
    娘も普通の子よりはまじめに練習していたので
    自分の好きな曲(アニメやポピュラー)が楽しめるようです
    社会人になった今は声楽を楽しんでいます
    夜でもひける電子ピアノを購入しました
    また次女も 細く長く続けていたので
    今は大学の教育学部なので役に立っています
    ピアノは残念ながらキチンと練習し
    それこそ10年くらいは習わないと
    自分で好きな曲を弾いて楽しめるようには
    ならないと思います
    音大は普通の大学の倍近く学費がかかります
    楽譜が読めること、絶対音感に近い耳は持っています
    娘たちは やはり中学入学と同時にレッスンは止めてしまいましたが
    小学校時代 ちゃんと基礎(バイエル、ブルグミュラー等)を
    コツコツやったので 大人になっても音楽を楽しめています

    • サラダ より:

      たまひろい様

      お二人のお嬢様は、習得したピアノが役立っていらっしゃるご様子で素晴らしいですね!

      ご丁寧なアドバイスを下さり、ありがとうございました。

  13. t より:

    お嬢さん,すごく頑張ってこられたのですね。素敵です。
    音大やピアニストを目指すのでないのなら,今の段階の技術があれば,たとえ今やめても十分自分で楽しむことができます。
    今の状況は息が詰まっているように見受けられるので,今の先生から離れてちょっと環境を変えるのがいいように思います。

    そのときに,ひとつ心配なことがあります。お節介かと思いますが転ばぬ先の杖?として参考までに聞いてください。
    そこまで練習熱心で技術も高いお嬢さんですと,先生はやめてほしくないはずです。以前課題を減らしてくださらなかった対応からも,ご自分の指導に絶対の自信をもっておられるようなので,やめると聞いたら「ここでやめるのは負け犬」「ここでやめるようでは今後何をやっても成功しない」等の言い方をするおそれがあります。
    (私の子どもが,別の習い事ですが,そういう目にあいました。友人からも似たような話を聞いたことがあります)

    そうすると,今まで育ててくれた尊敬する相手の言うことだけに,お子さんが(親御さんも)酷く傷つき,自分は間違っているのではないか,と思ってしまうかもしれません。
    しかし決してそうではありません。あくまで方向性が違うだけです。
    お嬢さんがこれから楽しく音楽とすごしていくことができるためにも,親御さんがまずしっかりお嬢さんのがんばりを認めてあげて,支えになってあげてくれたらと思います。

    • サラダ より:

      t 様

      ご心配や親身になったご意見を下さり、ありがとうございました。

      先生から言われそうなことについては、正しく私も心配していた通りでしたが、気にしなくていいと仰って頂けて、安心しました。
      娘のフォローもしっかりしていこうと思います。

  14. しゅう より:

    サラダさんこんにちは。
    私は、ピアノを習って育った&娘にピアノを習わせている&ピアノを本格的に習っている子どもたちが身近にいる現状にあります。いろんな(辞める・辞めない)場面を見てきました。

    はっきりいますと、ピアノを嫌いなってしまうような環境は、絶対によくありません。そうさせてしまう指導者は、いかにコンクール等で優秀な成績を出せる生徒を育てたとしても理想的ではありません。
    それに、嫌いなものを毎日一時間半も練習するのはお子さんにとって相当な負担になります。ましてこの先中学生になって定期テストなどあるようになれば、勉強時間も確保せねばならないですし、帰宅時間も遅くなるので防音室を用意するなど必要です。
    そこまで投資して我慢してしまった時には「やめたら水の泡」感がもっともっと育ってしまいます。やらなければならないこと、ではなく、やりたいことを娘さんと探したらいかがでしょうか。

    好きこそものの上手なれ、ではないですが、ピアノが好きならば学年が進んでも練習自体が気分転換になるようですし、両立していけます。
    なによりもピアノが好き、という気持ちを大切にしてくれる指導者を探すことをオススメします。

    • サラダ より:

      しゅう様

      私の悩みを一蹴して頂ける様なメッセージを下さり、ありがとうございました。
      ピアノを好きと思えなかったら、やっぱりよくないですよね。
      昔から練習は辛いながらも、気に入った曲を弾ききると嬉しそうだったのに、最近の娘は、どんな曲を弾いても「つまらない」というのがとても気になるのです。年頃もあるのでしょうか。
      その辺りも、先生と正直に話し合ってみます。
      ありがとうございました!

  15. Pooh より:

    こんにちは。
    いつもは閲覧のみなのですが、うちの長女の状況に少し似ていたので、コメント残します。

    現在中2の娘も、4歳から始めて小4の頃「ピアノ辞めたい」が強い時期でした。先生は厳しく(でも尊敬してます)、幼稚園の頃から毎夏コンクール、友達と遊ぶ時間も少なく毎日練習、1.5~2時間は当たり前でした。
    「ピアニストになりたい」(幼稚園の一時期です、今は全くなりたくないそうです(笑))から本格的に習える先生に地元の先生から替えたので、小学校卒業までは続ける約束でした。
    それでも、毎日親子喧嘩のようにピアノと格闘するのは辛くて、「辞めちゃえ」と思ったし、本人にも「辞めていい」と伝えたことも。でも、辞めず。

    結局は「ホントはピアノ自体は嫌いじゃない、好き」「でも練習が嫌い」ってことを本人が自覚してからは落ち着いたようです。約束の小学校卒業の時にピアノ続けるか聞いたら即答で「続けるに決まってる」と(笑)
    中学に入ってからは勉強も行事も忙しくて30分程度しか練習できない日も増えましたが、小学校の時のアドバンテージがあったので、レベルは落ちてないようです。

    今、弾きたい曲が初見でサラッと弾けることが楽しいらしく「ピアノやっぱり好きだわ」と喜んでます。辞めなくて良かったと思います。ソルフェージュは小学6年から別の先生に習い始め(実技の先生とダブルで通学しています)が、作曲や楽理の方に興味が出てきたようです。いろんな先生に接するのも良いかもしれませんね。

    将来、音大に行くかどうかは高校入ったら考えなさいと言っています。
    親や先生がいろいろ言っても(先生は芸高受験してほしかったそうですが、普通高校進学のため受験勉強します)本人次第です。本人が納得した道を進んで欲しいので、ある程度の年齢になったら本人に判断をゆだねています。

    簡単に書きましたが、そりゃあ紆余曲折ハンパなかったです。主人と私の意見も異なることも多かったし。でも、波を乗り越えた娘は強くなりましたよ。
    とりあえず、ほんの一例として書きました。ご参考までに。

    • サラダ より:

      Pooh 様

      お嬢様との実力が全く違いますが、練習風景等、我が家と状況がとてもよく似ていて、それでも現在、ピアノが好きで続けていらっしゃる事に、思わず感動致しました。

      また、お嬢様くらい上手なお子さんでも、四年生くらいで辞めたくなったと知り、安心?しました。

      娘が波を乗り越えられるかは、私の覚悟も必要で、最近はそれから逃げたい気持ちが先走っていましたが、今踏ん張るのは私の方かも知れません。

      Poohさん、大変貴重なコメント下さり、有難うございました。
      もう一度、色々とじっくり考え直してみます。

  16. ミリー より:

    7歳でブルグミュラー終了ってスゴイですね!
    私は小学生の間だけピアノを習ってましたが、多趣味なせいかあまりにも練習しないので、小6でやっとブルグミュラーに入ったところで辞めました(笑)
    ただでさえバイエルの面白くない練習曲を引き続け、まだこの先にも面白くない練習曲しか無いことに軽く絶望したので。
    最初の先生が厳しすぎて、それ以降優しすぎる先生に教わっていたのも進みが悪かった原因でしょうか。
    でも、ピアノは嫌いじゃなくても、練習が嫌いで仕方がありませんでした。
    練習曲がつまらなすぎて。
    たまには「好きな曲を練習してみようか?」なんて提案してほしかったな…
    ゲーム音楽なんかを先生が楽譜に起こしてくれたら喜んで練習したのに。
    子供だった当時はそんな提案浮かばなくて、ちょっと悔やまれます。

    そうそう、課題曲なんかをもらってる上手な同級生は、小4で毎日90分練習してるみたいでした。
    親は得意げに話してましたけど本人の表情は明るくなかったのを覚えています。
    マンション住まいなのにグランドピアノ部屋があって、世界が違うわーと思った記憶もあります。そこまで親にヤル気だされたら子供も嫌とは言えないのかな…

    そんな私も今では30代ですが、楽譜があって練習をがんばれば、弾きたい曲は弾けるようになります。
    自宅にあるのは安い電子ピアノですけど、好きな曲を弾けると楽しいです。
    娘にもピアノを習わせる予定です。
    好きな曲を、初見かもう少し練習する程度でサラッと弾けるくらいになると楽しいと思うので、それくらいのレベルになってくれたら嬉しいなと、ゆるーく考えてます。

    娘さん、せっかくすごいピアノの素地をもってらっしゃるので、どうかピアノを嫌いにならない選択肢をえらべますように!

    • ミリー より:

      書き忘れました。
      お勧めの本があります。

      『ピアニストの毎日の基礎練習帳』岩崎 淑 著
      (楽譜ではなく、2011年発行の単行本のほうです)

      ピアニストの方が書いた本なのですが、「忙しくて今日は30分しか弾けない!」というときには、次の本番で弾く曲ではなく、このスケールを弾いてますよ、という時短練習な内容から
      楽しく練習するコツのようなものを分かりやすく書かれています。

      116ページには、先生を変えることについても書かれていて、「あまり頻繁に変えるのはやめた方が良いけれど、定期的に変えてみるのは良いことだと思う(要約)」のような内容もありますよ。

      • サラダ より:

        ミリー様

        ご経験談と書籍のご紹介をして頂き、有難うございました。

        ミリーさんは今は、ピアノととても良いご関係のようですね!
        娘さんにもきっと良い影響を与えていらっしゃる事と思います。

        我が家では、ピアノが楽しい、という雰囲気が無くなっているので、そこから見直してみようと気が付きました。有難うございました。

  17. C より:

    私は母が私にピアノの先生になってほしくて、小さいころから一日1時間練習し、中学のころにはピアノの先生に音大へと期待されるほどになりました。が、私はいつの頃からか練習が苦痛で苦痛で、ピアノがきらいになってしまいました。でも、母の事は大好きだったので、何とか毎日練習していたんですが、高校に入って、(進学校)勉強も大変になり、自分自身ピアノには才能がないと思うようになり、また音大へ行ってさらに練習量が増えることなんて考えられず、だんだん練習をサボるようになり、フェードアウトした形でやめました。母も私の様子を見ていて理解していてくれたようで、何も言わず、その後の私を応援してくれました。私はその後医者になり、母も、私の選択を認めてくれています。今でもピアノを弾きたいと思うかとたずねられればNOです。でも、楽譜が読めること、クラシックミュージックにも親しみがあり楽しめること、何より、母と喜びや葛藤を共感できたことは私の宝です。ピアノの練習が苦痛な人は、どんなに上手でも、ピアノで生きることは難しいんじゃないかなと思います。でも、その後どの道を選んでも、がんばったことは無駄にはならないと思いますよ。高校に入ったら練習もしたいときにすればいいぐらいに
    してみたら、自分の本当に行きたい道がわかってくるんじゃないかなと思います。

    • サラダ より:

      C 様

      ピアノを嫌いになっても、練習を続けられた事は決して無駄ではなかった事、また、お母様と共感できた事が宝になっていらっしゃるとお聞きかせ頂き、親として救われる思いです。

      娘が小さい時には、主人から「ママが好きで、嫌われたくないから弾いてるだけだ。」と苦言を呈された事も多々あり、ピアノの練習は苦しい事が多い分、正常な親子関係が築けているのか、今でも、不安に襲われる事も多いので、貴重なご経験を教えて頂けて、本当に有難く存じます。

      いつか、Cさんの様に、娘にも自分に合った道へ進んで貰う事が、私の願いでもあります。
      ピアノの練習量は、今後の様子をみながら考えていこうと思います。
      本当にどうも有難うございました。

  18. とら より:

    大学はピアノ科受験を考えたこともありましたが、結局一般大学に進み、そこから色々と縁あって今は主に大人の方対象にピアノ講師をしています。
    まず90分の練習は年齢としては厳しいかも知れませんが、曲が進んでいるのでまぁそんなものかな〜と思うところです。その辺り『私は進んでいるのだから周りの同級生より練習するのだ』と自分で思っている(親と先生からうまく向けられている、かも)子たちは、練習量そのものにもプライドを持てるのでなんとかこなせるようですね。
    ただ、ピアノが好きでも練習も好き、という人は少ないのでは…練習はできるならあまりやりたくはない、好きな曲を弾くだけなら楽しめる、でもやらないとうまくならないことも経験からわかっているのでいやいやながらも練習する…かなり弾ける子でも、このあたりが本音なのではないかなぁ

    将来音楽に進むわけでもないし、とはよく聞きますが、そこまで進んでいるのなら個人的にはベートーベンソナタあたりまで続けておけば、また違った世界が広がって、それこそ本当の意味で『大人になって弾きたい曲を弾く』ことができると思います。ちょっともったいないかな。
    クラシックピアノはやはり子供の頃積んであると違うので…手が育つ時期に弾き込んであるって、財産なんですよ。趣味のピアノでも。

    しかしここまで、そこそこしっかり弾き込んできたのだから…もう弾きたくない、という時期が来てもおかしくはないような。
    ピアノは好きだけど、練習は嫌い。ってピアニストでもそんな人いそう…笑…だから、強弱つけつつプライドも擽りつつ、それでもやりたくないのなら仕方ないけど…
    親がどれだけ練習させるか、は難しいですが、少なくとも習いたての頃は親が仕向けなければそもそもここまで弾ける子供は育たないです。嫌だと言いつつも弾く、そこまで来たなら強制よりプライドかな。
    先生との問題は相性もありますが…おそらくかなり弾けるんだからもっと弾けるように、と思われてることは確かなのでは。練習量や進度に合わせて課題のボリュームは、やってこない子には自然と減るので、しんどいときは勝手に?練習少なめにしちゃいけないかなぁ…先生がホントに嫌なら、ここまでも続けられないとも思います
    まとまりなくすみません…

    • サラダ より:

      とら 様

      ピアノの先生からご意見を頂けて、大変嬉しいです。有難うございました。

      子供の頃に弾き込むと、の下り、とても参考になりました。
      私も丁度今の娘の進度位で辞めてしまったので、実感を持って頷けます。

      ここまでやったのに勿体無い、と考える事が間違っているのかどうか、悩んでおりましたが、勿体無いと思っても良いのですね。お陰様でそちらの方も吹っ切れました。

      プライドの話も考えさせられました。
      娘の生活は、ピアノが中心になってしまっているので、せめてそこにプライドが持てないと辛いですよね。
      ピアノは孤独な作業だと思うので、これからも、せめて私達身内から盛り上げ続けようと思います。

  19. なな より:

    小三と年長の娘がいます。長女は一年生、妹は年少のおしまいくらいから習い初めました。
    とってもいい先生で、ピアノを弾くばかりじゃなく音符の神経衰弱など手かえ品かえやってくれます。
    私は今止めて何にも残らないなんてことはないと思います。
    もちろんそんな考えじゃダメだ。世の中でたらどうすんだ。と考える人だっているでしょう。
    だけどそれはもっと大きくなってからでもいあと思います。
    うちのクラスの最年長さんいくつだか分かりますか?
    70代のおばあちゃんだそうです。
    お孫さんがやっているのを見てやってみたくなったそうです。ボケ防止に・・とか言ってるみたいですが素敵ですよね。
    人間幾つになってもやり直しは出来ます。
    ましてや小学生のお嬢さんなら尚更じゃないですか?私は娘達にいつも笑顔でいてほしいなぁと思いますが甘いですかね。

    • サラダ より:

      なな 様

      ちっとも甘くないと思います!
      私も娘が、どうしたら少しでも笑顔でピアノに向かって貰えるか、それを求めて、こちらに相談させて頂きました。
      ご姉妹でピアノを習っていらっしゃるなんて、お互いに励みになりますね。
      温かいコメントを下さり、有難うございました。

  20. ひよこのこ より:

    必要以上の「オレ流」を突き通す先生かどうかは、先生の元の卒業生の経歴を確かめてみるのが一番かと思います。それなりのところに他の生徒さんが進むんでいるのであれば、険しいけれど確かな道かもしれません。でもそこに行き着くまでは、道はひとつじゃないわけですから、そこはサラダさんがある程度見極めるしかないのではないでしょうか?

    ピアノの練習時間については、あまり長いとは感じません。曲にもよるとは思いますが、水泳でも、勉強でも、趣味〜それなりを目指している子供にとって、今の時代は珍しいことだとは思えません。他の習い事もお楽しみの気分転換になっているようですし、お友達との時間など発散する場があるのであれば、問題になる長さじゃないと思います。ただ、ピアノの練習はスポーツの練習と違って孤独感が出やすいですから、お嬢さんの集中力が長く続かない時や、気分が乗らない時があるのもご年齢を考えれば納得できます。朝夕一時間ずつにする、気分が乗っている時は長くさせるのも手だと思います。続けさせたいのであれば小言はご法度、小さな目の前のご褒美を常に与えるのがいいようです。手っ取り早いのはお小言や練習の催促を一切止めて、ピアノの話もせずにひと月ぐらいお嬢さんの様子を見守るのもいいかもしれません。勝手に練習に戻りたくなったり、お嬢さんがピアノのレッスンに望むことが明確になったり、きっと何かしら見えます。(そのままレッスン復帰がなくなることも承知の上で、ですが)

    って全て偉そうに書いていますが、私も小三の娘に手を焼いているので、全てが理想です(笑)。学校の行事で疲れていたり、友達と嫌なことがあったり、眠かったりなんて事で、習い事のせいにして「辞める」と言い出す時もあるので、大人の見極めって大事ですよね。そんな時に無理強いしてもいい結果にはならないのが、我が家の常です。子供に心情を話させても、こちらに遠慮する部分も見え隠れして、難しいお年頃です。私も精進いたします。。。

    • サラダ より:

      ひよこのこ 様

      お嬢様も、一筋縄ではいかなくなる難しい年頃ですね。
      私も精進して頑張りますね!
      コメント下さり、有難うございました。

  21. るる より:

    楽器の練習時間だけを見れば、1日1時間半というのは、特に長いと思いません。
    でも、「遊び」の部分が足らないんじゃないですかね。

    私は中高と部活でサックスをやっていたので、朝練・午後練、自宅での自主練あわせてサックスを1日3~4時間以上、ピアノを1日1~2時間(休日は1日中…)練習していました。
    ピアノは3歳から地元の先生に習っていましたが、中学から作曲の先生にも月1で習い、中学2年からサックスの個人レッスンも受けていました。
    楽器、特にピアノは、練習時間とレベルが比較的比例するタイプのものですし、たとえばこれが野球やサッカーでしたら、1日1時間半でも特に長いとは思われないと思います(部活など)。

    ただ、これだけ音楽を続けてこられたのは、「遊び」の部分が多かったからだと思います。
    ただただ与えられた課題をこなす「訓練」だけでは面白くないのでは。

    クラシックやジャズのコンサートに連れて行ってもらって刺激を受けたり、
    曲の背景について調べてみたり、
    全くの自己流ですが小3~4年のときに作曲して先生や友人の前で発表してみたり、
    友達への誕生日プレゼントとして、いろいろな楽器を得意とする友人たちと「ハッピーバースデー」の曲をアレンジして合奏してカセット(←時代が違いますね苦笑)にして渡したり、
    流行りの曲の楽譜を手に入れて練習してみたり。
    そんな中、オーケストラをバックに弾かせていただく機会を得たことも大変刺激になりました。

    先生からの課題を減らしてもらったり、お教室を変えたりなさって、
    ピアノの上達速度自体が落ちたとしても、
    その分、「音楽を楽しむ」ために遊びの部分を大事にされて視野を広げる期間と捉えてはいかがでしょうか。

    本人が好きでやりたくなれば、放っておいても何時間でも練習するでしょう。
    今は、最低限の練習を続けつつ、親子で、あるいは友人と音楽を楽しんでみてはいかがでしょうか。

    個人的には、それだけピアノがきちんとできていれば、中学から部活動などで本格的に別の楽器を始めても、相当上達が早いと思います。ピアノが上手(お母様がピアノの先生で、学年代表の伴奏をいつもしていた)だった友人は、中学から始めた楽器で音大へ行きました。ジャズピアニストになった友人もいれば、バンドでベースをやっている友人、中学高校の音楽の先生になった友人、音楽療法の先生になった友人もいます。私は結局、大学以降別の道に進みましたが、子供が生まれてから子供と一緒にまた音楽を楽しんでいます。子育てと仕事が落ち着いたら、自分もまた習いたいなぁ。いろいろな道があるので、長い目で見てあげてほしいなと思います。

    • サラダ より:

      るる 様

      娘はAKBが大好きなので、一通りの練習が終わると、自分で彼女らの曲をアレンジして弾いて楽しむ事もあり、確かにそんな時はとても楽しそうです。

      今思えば、学校の伴奏も、遊びの部分が欲しくて立候補したのかも知れないですね。。。

      1時間半〜の練習は、聞いているとあっと言う間なのですが、例えば5時から始めて、終わった時間にふと時計の針が7時を指したりしていると、私の方がギョッとして、(普通、子供にこんなに弾かせる??) と、危機感を持ちました。

      何故かと申しますと、私の姉が昔ピアノの先生から音大受験を勧められていましたが、こんなに課題が与えられていなかったからなんです。
      でも、るるさんのお話を伺い、こんなものかな、と思えるようになりました。

      でも、オーケストラと共演って、るるさんは桁外れのご神童だったのですね!

      娘には最近、他に興味を示す楽器があるので、ピアノをきちんとやっておく事が準備になる事も、話させて頂きます。

      親身なアドバイスを下さり、本当にどうも有難うございました。

  22. ちか より:

    お嬢さん、がんばっていらっしゃいますね。
    4年生でそれだけ弾けること、また毎日1時間半も練習を続けているということは、本当に凄いと思います。

    お嬢さんに伝えてあげてほしいことがあります。
    ピアノだけが音楽ではないよということ。
    私はピアノを4歳から始めました。
    音楽が好きだったので中学で吹奏楽部に、大学ではオーケストラに入り、友達と合わせることの難しさや楽しさ、またそこから大きな喜びを得られることを知りました。
    ピアノは1人で旋律も伴奏もできるし、低音から高音まで出せるので、曲の構成が複雑で楽しいですね。
    吹奏楽やオーケストラでは、全員が違うことをやっているので、自分の役割をよく理解して人と合わせることに意識を向けなければいけません。
    これはもうピアノを1人で弾くのとはまったく違う楽しさなのです。

    お嬢さんももう4年生。
    小学校でも合奏など始まり、自分の役割を責任を持って果たすということも学時期でしょう。
    進学予定の中学に吹奏楽部などあれば、演奏会など行ってみてもいいかと思います。
    私はあまり詳しくありませんが、合唱とか、ギター部、マンドリン部などのある学校もあります。
    先の話ですが、高校・大学になれば管弦楽団のある学校も多いです。
    そういう選択肢を提示するのもよいかと思います。

    ピアノだけでなく、お嬢さんと音楽との関わりをもっと長い目で見てあげてほしいと思います。
    人と合わせるのって楽しいですよ。

    • サラダ より:

      ちか 様

      娘にもそんな世界を知って貰えたら、と思わず願ってしまう様な、そんな素敵なメッセージを下さり、有難うございました。

      改めて、音楽の世界は深いと感じました。

      娘は今、ソルフェージュの課題も少なくなく大変そうですが、お陰様でそれも無駄にならないと思えるお言葉でした。
      長い目でみていこうと思います。

  23. Y より:

    サラダ様

    かなり時間が経ってしまい、もうお気持ちの整理が出来ていると思いますが、あまりにも私事と重なったので思わずコメントさせていただきました。

    娘は中一になり、幼稚園から始めたピアノですが、サラダ様と同じ1時間半の毎日の練習を小1から続けていました。土日はさらに練習時間が長めです。こんなに練習させてこの子のためになるのだろうか、と何度も問いただしながら今に至り、まだ結論は出ていません。
    娘はピアノだけだと運動不足になるからと中学では運動部に入りました。毎日の練習は今までよりは少なくなりましたが、何とか頑張って続けています。コンクール主体のレッスンなので、練習も重箱の隅をつつくような繰り返しの練習をしています。音大は?と何度か先生から聞かれましたが、本人は行くつもりはありません。このまま高校に行き、その後音楽との関わり方を考える日がくるのかな、と思っています。

    先生についてですが、意見の相違などから私も何度も違う先生に習おうと思いましたが、娘は今の先生が好きなので、結局同じ先生に習っています。私も尊敬はしていますが、疑問に思うこともあり、これからもいろいろ出てくると思います。

    ピアノは家での練習が多く自分との戦いなので、親としてこれでいいのか不安になりますよね。私は親子で音楽に取り組める貴重な経験ができると、今は割り切っています。娘はピアノが好きだけど練習は嫌い・・・という典型なのですが、コンクール、発表会、学校の伴奏など人から褒められることに生き甲斐を感じて、他のことも頑張ることが出来ているのだと思うようになりました。

    お互い将来が定まらず不安だと思いますが、子供の毎日の練習は無駄ではないと思います。集中力がつき時間のやり繰りだけは人一倍上手になりました。波はありますがピアノも確実に上達していると思います。
    いつかはピアノが趣味となる日が来ると思いますが、娘のピアノをゆっくりと満喫できる日が来る日まで、私は付き合おうと思っています。

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