同居の祖母が認知症に。母に対する束縛が強くなり…

緑子さんのご相談

ファッジさん、皆さんこんにちは。
こちらのブログはメイちゃんがバスケットボールで汗を流している頃から拝見していて、まさか自分がこちらでご相談に乗って頂こうと、メッセージを送るのがすごく不思議な気持ちです。

私、まだまだお嫁さんの予定はない、29歳の緑子と申します。
私は、母方の祖父母、両親、弟の6人で暮らしていましたが、2年前に祖父が亡くなり、そこから祖母のまだらぼけが始まりました。
もともと頑固で気難しい祖母が、輪をかけて頑固になり母に対する束縛が激しくなりました。
母が出掛けようとすると「どこへ行くの?何時に帰るの?私はどうしたらいいの?」と聞いてくるそうです。
また、母の出掛け先にまで付いてきて、まるで管理されて見張られている様だと、最近では母に鬱病の症状が出始めてきました。
祖母に私と出掛けようと誘うと、今日は体がしんどいから行かない、などと言って家から出ようとしません。
近所にケアセンターもあるのですが、断固として行こうとしません。
もともとコミュニケーションが苦手なので他人と関わるのが嫌な様です。
何とか母の力になりたいと思うのですが、家に帰るとイライラしている母の愚痴を聞き、何事もネガティブに話す母の側にいると、私までイライラしてしまいます。
仕事を理由に、家に帰りたくないなと思う日もあります。
自分勝手な事は承知の上ですが、休みが取りづらく時間の拘束が多い大変な仕事ですが、まだまだ頑張りたいですし、好意を寄せている人がいるので、自分の時間も大切にしたいです。
でもこのままですと、母が壊れてしまいそうで心配です。
そんな私が今すべき事は何か、悩んでおります。
仕事を少しセーブして、母の側にいるべきか。
そして、母は私に何をして欲しいのか・・・
もし母の様な立場にいる方、第三者の皆様から見て、何かアドバイスがあればご助言して頂きたいです。
どうぞ、よろしくお願いします。


嘘も方便です。
心病まないよう、とにかく女優に!

たまたま我が家は2世帯なので一時避難ができるのですが、完全同居ですとたまらないと思います。
お祖母様の『どこへ行くの?』攻撃を無視して、ニッコリ適当な行き先を言って距離を取るのが大切。
なかなか難しいですが、相手を否定しないでニッコリ対応でいきましょう。
みなさまアドバイスお願いします!


カテゴリー: 子育て


同居の祖母が認知症に。母に対する束縛が強くなり… への6件のコメント

  1. tami より:

    頑固になったり気難しくなったり、不安になったり、怒りっぽくなったり。
    みんな認知症の症状の一つです。
    家族みんなが、お祖母様が認知症である事、認知症は病気である事を認識するのが第一歩です。
    病気の症状の一つだと思うば腹を立てずに済む事もあります。
    認知症に関する知識を蓄えて情報を収集する事も大切です。
    理由が分かれば、気分が楽になる事、回避できる事もあります。

    1.主治医(または精神科)で認知症の診断を受ける。
    2.介護認定を受ける。
    3.お母様とお祖母様が離れる時間を作る為に、ヘルパー、デイサービス、ショートステイを利用する。

    介護は長期戦です。
    介護者と被介護者が共倒れにならない為に、無理をしないで行政の制度を活用してください。
    できる事は沢山あります。

    また、同じ介護の悩みを持つもの同士のSNSもあります。
    専門家のアドバイスも受けられます。

    私は、介護中、このサイトにずいぶん助けられました。無料です。
     『安心介護』 http://ansinkaigo.jp/
    他にも良いサイトがあるかもしれません。
    お母様が楽になるように、情報収集してあげてください。

  2. けんけん より:

    緑子さん、お婆様、お母様ともに心配ですね。

    我が家は84才の認知症の父を母と私、主人と二人の娘で見守りながら生活しています。

    父は社交的ではなく、デイサービスなどは全く無理。今は3歳児レベルで母にべったりの毎日です。

    ファッジさんもおっしゃってみえるように、認知症の人には時には嘘も方便が必要です。
    認知症は病気ですので、病気に対応するつもりで、なるべく本人の不安を取り除き否定しない方法が大切ではないでしょうか。
    我が家は、母の外出の時は、ほとんどは、近所のスーパーマーケットへ買い物。何時頃帰る。とホワイトボードに書き込み、目のつくところに置いておきます。
    父の知らない場所や、帰宅時間がわからないのは父を不安にさせ、混乱をまねくからです。

    お婆様がお母様を追うのは、記憶が途切れる不安の表れではないでしょうか?

    嘘ばかりついている後ろめたさもあります。
    また、認知症の人には記憶がダメな分、感性が鋭い面があり、実は何か嘘があると全てお見通しなのでは?と感じる事もありますが、介護を続けるには、仕方ありません。

    認知症は生まれや育ち、性格や環境で症状も様々。色々な方法を試す中からしか、よい方法は見つからないかもしれませんが、どうぞ、少しでもお母様が楽に介護をできるようお祈りしています。

  3. じゃがまりりん より:

    先のかたもおっしゃってますが、介護認定を受けてサービスを利用することをおすすめします。出かけることを嫌がると思いますが、どんな場所か知らないから不安なんだと思います。お母さんとあなたと祖母で下見はしておき、嫌だと言っても送り出して慣れさすようにするのが、祖母とお母さんのお互いの為だと思います
    あなたができることは、お母さんをサポートすること
    まずデイに出掛けるようになるまで手続きも一緒にやってあげましょう

  4. てのま より:

    先日、アルツハイマー性認知症で10年間介護した義母を見送りました。
    診断を受けるまでの最初の2年は、何がなんだか分からず大変でした。
    診断が下って、介護の認定を受けるまで3年かかりました。
    「何でも出来ます。料理も洗濯も孫の世話も全部出来るし、やらされてます」と言い切ってました。
    いろいろありましたが、本を読んだり、ネットで勉強して手探りでやってきました。習うより慣れろ。です。
    なんとかなります。
    あんまり気負わず、人に頼って、流れにまかせて行く方がいいこともありますよ。

  5. おしるこ より:

    60代で認知症になった実母を、遠距離介護したものです。
    本当に、発症しはじめが、本人も家族も先が見えず、絶望しかない思いでした。介護地獄なんて言葉がある位ですから、どんなに家族愛があったとしても、家族だけで乗り越えるのは本当に大変です。

    最初は介護の本を山ほど買ってみたり、ネットで介護家族のブログを見たりしましたが、一番良かったのは
    やはり介護について直接人に話し、人から話を聞いて学ぶことです。
    認知症の講演会にいったり、市役所の相談窓口のようなところからスタートして、いろんな方とお知り合いになって下さい。

    ご近所や、ご友人、職場の方と自分から介護の話をするなかで、今は必ず介護に悩んでいる方に出会います。
    認知症にかかる人が何百万人もいる時代です。
    介護生活10年以上のベテランから、若葉マークまでの人は、患者の何倍もいるハズです。
    どうして自分たちだけ!?ではなく、当たり前に介護のジレンマを抱えている人が山ほどいます。

    そして、みなさん絶対「家族だけで介護するのはムリよ」
    「いろんな方の力を借りて、乗り切ろう」とおっしゃいます。

    おばあ様は、話をきいてくれるお医者様に、理由を工夫して診断書を書いてもらう所からスタート。
    軽いうちは、住んでいる包括支援センターの方が相談にのってくれます。
    地区の民生委員さんにも病状をはなしてみると、ご近所の同じ病気の方や、近くの施設の評判等、教えてくれますし、万が一今後、家を出て迷子になった時等、ご近所の見守りはとても心強いです。
    患者さんについては、病状が進むにつれて、ケアマネさんや、利用施設の方、お医者様等、いろんなサポートが増えていきます。

    一番の問題は、介護家族の精神的+身体的なサポートは、自分で見つけるしかないことです。
    親身にプランを立ててくれるケアマネさんがついてくれるまで(介護1以上の認定がおりるまで)、家族は自己犠牲ばかりでは共倒れです。
    お母さんを束縛するおばあ様でしたら、ご一緒に行って話ができるところをオススメします。
    「認知症カフェ」とか病気の人もいける場所を開設している地区もあります。
    「認知症の人と家族の会」のように、本人も介護家族も参加できる集まりもあります。
    ファッジさんのようにブログで語って、気持ちを出すのもいいでしょう。
    とにかく「大変なの!」「困ってるの!」「私の話を聞いて!」とお母さんも緑子さんも、気持ちを聞いてもらう人の輪や仲間が必要です。
    思いっきりツライ事を泣ける場や、アドバイスを聞ける場所があれば、認知症の長期介護もきっとやっていけます。

    そしてなにより、自分が自分でなくなって死んでいく…という恐怖を抱えているおばあ様が、自分のせいで家族が苦しんでるのを見るのは、どれだけツライか。介護しながらムリに笑え…とはいいません。
    でも楽しい事をあきらめて、それをおばあ様のせいにしないで下さい。

    私自身は、娘にそばにいてもらって一緒に手伝ってもらっても、それで娘が幸せになれないなら、逆につらいです。
    私は介護中で自分の時間がまるでない苦痛のなかで、子どもたちが部活で頑張ってる話を聞いて、コンクールのたった1日、何時間か外に出れた時、ホントに幸せでした。
    受験や、進学、就職のワクワク感を話してもらい、明るい未来を感じるから、介護もできた気がします。

    緑子さんが、良縁をつかんで、お相手の方とお母さんの気持ちをサポートしたら、応援も2倍です。是非、幸せをつかんで下さい。
    そして、私は子供にグチっても、ちっとも気持ちが晴れず、罪悪感や自己嫌悪でした。やはり、この苦しい思いは、同じ立場の人や、同年代と話してこそ、ほぐれていくものではないかと。
    お母さんのお友達に遊びにきてもらったり、介護者の集いに参加できるように介護サポートを調べて手配してあげてこそ、心配してくれる子どもをもってよかった(*^^)vと、おかあさんは喜ぶのではないでしょうか。

  6. ビッグままR より:

    緑子さんこんにちは!
    うちの義父も似た感じでした。
    うちの近くに住んでいて、義母と二人暮らしです。
    色々な環境の変化があったせいか、ありとあらゆる体の不定愁訴と不眠を訴え始めました。
    同時に義母が出かけることを嫌がるようになり、家の中でも義母の様子を伺ったり、出かけた義母を探しに行ったり…つきまとうというか。
    不安が強くなって、朝から晩まで体の不調はなぜだろう?これからどうしたらいい?
    だんだん被害妄想のような症状も出てきて、義母がお金を持って家から出て行こうとしている、近所の人が見張ってるなどと言うようになり、軽く幻視を見たりするようになりました。
    だんだんと義母への言動も強い厳しくなり、義母もかなり精神的に参っていました。
    厄介な事に、義父は病院に行く事も強く拒むようになり、困り果ててました。
    どうしようもなくなり、私は地域の包括支援センターに相談し、
    全部を話してSOSを発しました。
    そこで色々とアドバイスをもらい、体の方の病院受診し問題解決せず、最終的には義父を精神科へ。その日から入院しました。
    入院してからも、大変でした。騙して連れて行きましたから。病院から説得してから連れて来るよう言われましたが、既にこちらの話しなど聞いてくれる状況ではなかったので止むを得ずでした。義母も限界でした。
    素人ながらに色々調べて、鬱病かレビー小体型認知症だと思っていたのですが、アルツハイマーと診断されました。
    入院中は色々なお薬を、それこそサジ加減で調整してくれたようです。
    入院中に介護認定も受けました。
    約二か月の入院で療養型の病院に転院しなくてはいけなくなったのですが、
    その頃にはほぼ治ったというか、元の義父に戻りました。
    転院先で精神薬を減薬し、二か月で自宅に戻りました。
    もう家には帰れず、このまま施設入居かもと思った時もあったのに。
    退院して半年、義父は不安感は少しあるみたいですが嘘みたいに元気です。
    認知症スケール?も改善。こうなると、医師のアルツハイマーの診断は間違いだったのかもしれません。鬱病だったのかも??でも、薬の調整が上手くいったのは間違いないと思います。
    だいぶ色々端折ってますので誤解が無ければ良いのですが、あくまでうちのケースです。でも、皆さんの言う通り、なんとか第三者のアドバイスや意見をもらうようにして、まずは恥を忍んで全部を話してみてください。私は病院で義父の症状を10分の1も話せていない義母に驚きましたよ。困っているのに情が邪魔をして判断を誤る事もあり得ます。うちは義父の入院は可哀想でしたが、義母は少し離れたことで救われましたし、義父もまさかの改善となりました。
    拙い文章ですいません。

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