自宅介護、避けられるなら避けた方が良い?

みみみかさんからのご相談

 見苦しい文章で失礼します。

 85歳の祖母についてなのですが、先日手のしびれを訴え、その検査のために一時入院することになりました。
 しびれ自体は大した問題はなかったのですが、軽いボケ(この表現は大丈夫でしょうか)もあるので、実子である私の母や叔母さんたちが、そのまま終身入院の手続きをしてしまったのです。

お嫁さんは「そのまま自宅介護をしてあげたい」と訴えたようなのですが、「年寄りを家で看られるわけがない」「そんな大変なことをわざわざする必要はない」と言われ、承諾したそうです。
 私は孫だし、嫁にも行っている身で、この問題には何一つ口を出す権利は無いのはわかっています。が、頭では分かっているのですが、気持ちの方の整理がどうしてもつきません。

私の父はもう鬼籍に入っています。
母は「老後を子供に見てもらう気はない」という人なので、既に老人ホームの予約手続きを済ませてあると言っていました。  そういう人だから、祖母に対してもそうしたのだろうというのも分かります。

 私の母は「長男の嫁」の立場を嫌い家を出た人ですし、旦那の母が実母を看ていましたが、別居なのでたまに顔を出すぐらいでした。なので、自宅介護のことは何も分かりません。理想だけしかないです。
 だから余計に、納得できないんだと思います。

 ファッジさんの記事を毎日拝見させていただいていると、自宅介護の難しさと共に、おば様やおばあ様の幸せさが伝わってきて、何とも言えない気持ちがつのります。

私自身は、義父母といつかは同居・介護になるだろうな(旦那は一人っ子なので)となんとなく思っている状態です。まだ現実感はありません。
 やっぱり、自宅で介護をするのは、避けられるなら避けた方が良いものなのでしょうか?

ぐるぐると考えているまま文章を打ってしまってすみません。


最期を看取る家族が
後悔しない介護がいい介護だと思います。

避けられるなら避けた方がいい、と思います(笑)
でも、なんらかの形で深く介護に携わるのはいい経験だと思います。
それはそれで学ぶものが計り知れません(己の非力さとかね)。
自分も必ず老いるのですから、自分の老後を考えるためにも
介護はとてもいいチャンスだと思います。
アドバイスおねがいします!


カテゴリー: その他, 実父母


自宅介護、避けられるなら避けた方が良い? への21件のコメント

  1. たまねぎ母さん より:

    私も、長男の嫁で、今。78才の姑と二世帯住宅で暮らしています。今年になって、リュウマチの症状が出て、出かけるのも少々不自由です。でも、姑はなるべく私の手を煩わすことなく、がんばっています。でも、いざとなったら、なるべく、施設には入ることなく自宅で過ごした気持ちは、はっきりとは言いませんが、ひしひしと伝わります。嫁いで、25年、喧嘩もあり、ぶつかることもありましたが、今は、出来る限り、自宅で過ごせるように、手伝ってあげたいと思っています。6月に実父が亡くなって、6年間入院状態で、少々、認知もありましたが、最後まで、家に帰りたい、と、駄々っ子のように言っていました。嫁に出た身でもあり、実家の兄嫁が、介護は無理な家業だったので、仕方が無かったのですが、その事もあり、今は姑に対してそう思っています。本当に壮絶な状況になったら、どう変わるかわかりませんが、なによりも、私の姑に対しての言動は私の子どもたちが見ている、と思っています。自分が、介護が必要な時、こんな事されたら、悲しいと思うことは絶対にしません。そう言った面では、勉強になりますよね。なんだか、長々とまとまりなくてすみません。参考にならなかったかしら・・・。

  2. とりの より:

    「終身入院の手続き」というのが、よくわからないんですが。
    ふつう、病院でも老人保健施設でも、そういうことはできないはずですが???
    有料老人ホームかなにかでしょうか?

  3. rascal より:

    介護はその昔、
    一緒に住んでいる家族でしていくのが当たり前のことでした。

    しかし、
    今はいろんな意味でさまざまな「フォロー」があります。

    ただ、
    昔と今と変わらないのは、
    「肉親同士」が関わるってところなんです。

    私が思うに、
    すべての人が満足していくのは本当に難しい。

    介護する側、される側に、
    大なり小なりいろんな我慢や苦悩が生じます。

    それを、
    みんな試行錯誤して、
    それぞれの「介護」を見つけているんですね。

    在宅介護するからえらいとか、
    入所させたから無責任とか、
    そういうものではないとおもいます。

    だから、
    避ける避けないではなく、
    それが試行錯誤の結果であれば、
    それがいいということではないでしょうか。

  4. プレ より:

    時々こちらにお邪魔して実父@認知症、完全失聴、半身麻痺転じて寝たきり…の介護をしていると書き込んでいましたが、ひと月前に看取りました。

    私の場合は実父ですが別居していて車で10分の距離を通って介護していました。
    その経験から言うと、結論はただ一つ。

    「見送る人が納得できればよい介護」だと思います。
    本当に語弊がありますが、勇気を持って書くと…本人の希望はその次だと思います。

    自宅介護は本当にキツイです。通いだった私でも、心底そう思います。
    自宅介護を選んだのは本人の希望を主介護者である母がどうしても叶えたいと言ったからですが、兄が介護職、母も職業としての介護経験者、私と姉が通って手伝い、デイサービス毎日、終盤は訪問看護に訪問医療と使える手段はことごとく使いましたがそれでも私は夫と揉めに揉めましたし、どす黒い想いに自分が情けなくて涙もしました。鬱にも、家族4人中2人がなりました。

    でも、看取りの様子は私のブログに書いたのですが(宣伝じゃないですよ)、納得のいくものでした。
    理想的な最後でした。本人はもちろん、家族にとっても。
    介護の様子も人の死も、子供たちに見せることが出来ましたしすべてが終わった今は感謝の気持ちもあります。

    それでも、この先自分が主たる介護者の立場になったら(実はもう次が並んで待っている状態です^^;)迷わず「入所」を念頭に置きます。
    それほどキツイです。肉体的、精神的、経済的…どれをとっても本当にキツイです。

    脅かすような書き方ですみません。でも、本当です。

    みみみかさんのお優しいお気持ちもとてもよくわかりますが、やはり「主介護者」になれない以上は口出しは家族の不和の素ではないかと思います。
    入所であっても、お見舞いや一時帰宅のお手伝い、資金面や介護者の愚痴を聞くだけでも協力して差し上げられることもあるかと思います。

    介護の形、正解は一つではないです。
    出産や子育て、進学や就職と同じく家族の歴史の中の一部分です。
    自宅介護は大変です。でも得るものも大きいです。ただ、それだけが「唯一無二の良い介護」ではないです。

    ご相談への明確な答えにならなくて恐縮ですがどうしてもそれだけ言いたくて。

  5. yao より:

    生まれつきの病気で2歳半で亡くなった娘を、介護していました。
    痰の吸引から経菅栄養チューブの交換、更に気管切開のチューブ交換も時に交換していたので、とてもとてもいとおしい娘でしたが、体は非常にきつかったです。
    24時間ノンストップでした。

    そんな中、時に姑が「私が引き取って田舎で介護する」と言うんです。看護経験も何もないのに。
    不満だったんでしょうね、みていると。

    そんな姑には随分な話がありまして(本人から聞きました)。
    姑の父は姑兄夫婦が介護していたのですが、その状態が芳しくなくなり、病院に入院させたそうです(当時は何年にもわたって入院させてくれてました)。

    それを聞いた姑、「かわいそうだ!」とあろうことか病院に行き勝手に退院の手続きをして、自宅に引き取ったそうです。
    当時、主人は中学生だったそうですが、突然じいちゃんが自宅に連れて来られ、びっくりしたそうです。
    そして、その夜、そのおじいちゃんは奇声をあげて徘徊しだしたそうです。
    それを体験した姑は、姑兄夫婦に「引き取りに来い!」と連絡して、たったの一晩も見る事がなかったそうです。

    姑いわく、「子供たちが勉強できなくなるから」と、何十年も経って聞かされた時も、ちっともひどいことだと思ってなかったんですよね。

    何が言いたいかと言うと、周りが言うのって、すごく簡単なんです。そして、理想論なんです。

    在宅介護でなくとも、本人との関わりはきちんと行う事が出来ます。
    マメな面会での豊かな関わりで、ご本人もきっと喜ばれる事と思います。

    もし、年末年始やお盆などで帰宅を勧められたなら、そのお帰りになられる家庭に、是非お手伝いに行かれて下さい。

    ほんの数時間見ていて下ささるだけでも、お引き取りになる御家族はとても心強いと思います。

    口を出す前に、手を出してあげて下さい。

  6. もかこ より:

    おばあさまが85歳ということは相談者さまは20代でしょうか?
    「お嫁さん」とはおばあさまの息子のお嫁さんでしょうか?

    一度外泊という形でおばあさまの面倒を一人でみられたら
    心も納得されるんじゃないかと思います(笑)

    ファッジさんのブログにある日常はほんの一部で
    本当に大変な部分はオブラートに包んで小出しにされてる気がします。
    そして自宅介護が可能なのは義母さんや叔母さんが
    経済的に自立されているのも一因だと思います。

    考えるのは簡単で実行するのは難しいものです。
    入院という決断をされたお母さまたちは苦渋の選択をされたと思います。
    親の考えを尊重して黙って従ってあげるのも親孝行だと思います。

    納得できなくても、将来気の済むvまで実の親御さんと義理の親御さんの
    介護をしてあげればいいのだから今は我慢されては?と思います。

  7. hey より:

    実母の身体介護暦22年目(要介護4)です。この度施設への入所が決まりました。
    実父(86歳)の癌治療と、実母の認知も出てきた為、いつもデイサービスでお世話になっている施設に入所を希望し2年間待って順番がまわってきました。
    自分としては、もう十分にまっとうしたと思う部分がありますが、何よりも本人の気持ちが大切なので、母に伝えるときはドキドキしましたが
    「お友達もいるので入所する」と言ってもらえて安心しました。
    長く壮絶ではありましたが、自分も成長できる貴重な経験でした。
    しかし、自分の娘には絶対に同じ経験はしてほしくないと思っています。

    ファッジさんもおっしゃるように、自己満足だと思います。
    みみみかさんが、少しでも満足できるようにされたら良いかと思いますし、お母さんも自分の考え方でされているので正解だと思います。
    お祖母さまが気になるのであればいつでも外泊できると思いますが。。。?

    介護は避けれるものなら避けたほうが良い?
    というのは私の場合、避けなくて(選択肢がなかっただけですが)良かったです。
    母にとってはどうか分かりませんが、自分が満足できたことが一番です。
    みみみかさんのような優しい方の悩みが聞けてなんだかホッコリしました。

  8. 辛口お寅 より:

    始めにお断りしておきます。
    超辛口で、御気分を害されたら、申し訳ありません。
    相談者様は直接介護には関わらないお立場で、介護の当事者(協議し決断を下す立場)は、お母様、おば様、お嫁様(相談者様のおじ様の奥様で、主介護者と解釈しております)なのですね。
    相談者様御自身がお婆様を引き取って、看取る覚悟がお有りなら別ですが、当事者の方々が決断されたことに対し、外野は余計なことを言わない方がよろしいですよ。
    当方、94要介護4の舅、84要介護3の姑、二人とも車椅子、姑は脳梗塞で半身マヒ。
    手も出さず、金も出さず、口だけ出して来る実子や親戚に辟易しながら、オムツの下痢便を処理し、便秘を摘便する毎日の、同居13年、在宅介護2年目の主介護者です。

  9. にゃんこ より:

    みみみかさんの文章を読んで、「施設への入所=お祖母様が可哀相」と思っていらっしゃるように感じて、少し気になりました。
    介護と一口に言っても、介護される側の状態や、介護する側の環境によって随分と違うと思うので、十分な介護が自宅でできないようであれば、施設を利用する方が介護される側もする側もよいのではないかと思います。
    ご自身が介護する時になって、ご主人や介護される方とよく話し合って決められたらいいと思います。
    うちの場合、ここで過去にアドバイス頂いたおかげで、認知症のため要介護認定を受け、要介護3の義父を自宅で義母が看ております。(その節はありがとうございました。)
    義母は思い詰めて、義父を叱ってばかりなのを見かねて、手続きをし、週3回デイケア(?)に通っています。
    デイケアに行っている時は介護士さん達に優しくして頂いて、叱られることもないので毎回楽しく通っております。
    義父にとって、毎日叱られてばかりの自宅介護が果たして良いのかどうか甚だ疑問ですが、義母には義父を施設に入れるなどの選択肢はないようなので、介護者が気が済むことが大事なことだと、自宅介護をしています。
    こういう例もあると分かって頂けましたらばと長文をしたためました。失礼致しました。

  10. たまご より:

    他の方のコメントにもありますが、何も出来ない・お金も出さないなら、何も言わないのが良いと思います。
    私の母方の祖母が、長らく田舎の古い家で一人暮らしをしていましたが、母や叔父(母の弟)が行けない時に何かあってはいけない、ということで、昨冬から老人ホームへ入りました。
    本人は嫌がっており「可哀想、無理矢理入れなくてもいいのに、本当は厄介払いしたかったのでは、祖母を見捨てるつもりでは」と勝手にモヤモヤと考えていましたが、結婚して遠方に住み仕事もしている私が日常的に祖母の世話をすることは出来ませんし、母と叔父が祖母のことを思って決めたことなのだからと言い聞かせました。
    私や姉妹も年に数回は帰省するので、その度にホームに会いに行く様にしています。
    週末は、叔父が迎えに行き自宅へ帰るので、時々は一緒に食事をしたりもします。
    子どもを連れて行くと、耳が遠いのでなかなか会話になりませんが、喜んでくれます。
    今の私が出来ることをして、それで祖母が笑顔になってくれたら、それでいいと思っています。

  11. 初子 より:

    舅が下半身不随、右半身麻痺です。
    舅は公的サービスと個人負担の24時間介護サービスを併用し施設ではなく、自宅に一人で暮らしています。もう5年目になります。(結婚前からです)

    主人と主人の兄たちに、自宅介護をあきらめた理由を聞いたところ「これ以上『親父が死んだら楽なのに』って思いたくなかったから」と言っていました。
     ※舅の体が大きく、また姑も病弱だったため、学生だった主人たちが主戦力でした

    今はそれぞれが週1回程度舅の家に様子を伺いに行きます。
    自宅介護を諦めて5年目にして、ようやく「生きててくれてよかった」と兄弟全員が思えるようになったようです。

    我が家の状況も端から見れば「お舅さんがかわいそう」になるかもしれませんが、介護する側の犠牲が大きい場合は自宅介護を諦めても良いのでは?と思います。
    自宅介護でなくとも、家族に負担はかかりますし。

  12. noko より:

    お優しいお孫さんとお優しいお嫁さんに「自宅で介護したい」と思われるなんて、きっとかわいらしい素敵なおばあちゃまなんでしょうね。
    お嫁さんも自宅介護を希望されていた・・・とのことですが、どこまでが本音なのかという気もします、意地悪な見方でごめんなさいね。
    私も嫁の立場でいつか義両親の介護をするんだろうな・・・その時が来たら考えればいいやという程度の覚悟ですが、きっといざとなったら気持ちが揺れます。
    どちらを選んでもきっと満足はしないと思います。
    老いの問題はとても深くて簡単に納得なんてできないと思いますよ。

    今はお嫁さんにとってもおばあちゃんにとっても人生の選択の場面です。
    どちらを選択しても御本人たちも周囲も、きっと心が揺れます。
    お嫁さんも「これでよかったのかなあ。なんだか申し訳ないなぁ。自宅で看てあげたかったなぁ・・・」という反面できっと心のどこかではホっとしているのではないでしょうか・・・?
    きっとみみみかさんも、それをわかっていて、でも心のどこかでモヤモヤするんでしょうね・・・

    でも、それでいいのだと思いますよ。
    おばあちゃんを大切に思っているからこその気持ちです。
    介護する人や、おばあちゃんのことを思う色々な方々が色々な立場で悩んだり迷ったりするからこそ・・・
    最終的には納得して「子が親を看取る」ことができるのではないかと医療従事者としては感じています。話が飛躍してしまって看取りのことにまで及んでしまって本当に申し訳ないです
    でも介護の終わりは看取りなので、お許しくださいね。
    いっぱい面会に行って楽しい時間を作ってあげてくださいね。

  13. ゆず より:

    みみみかさん、お祖母様のこと大好きでいらっしゃるんですね。
    優しい気持ちが伝わってきます。

    自宅介護については他の方がお答えですので、他の視点でひとつ。。

    私は、祖父と祖母をそれぞれ自宅介護、施設介護と経験してから看取りました。
    実際は母が主体となっていましたから、
    私ができるのは孫としてのサポートだけでしたが、
    長い介護生活の中で、最も祖母や母皆の役に立てたのは、
    入院中、ずっと家に帰りたがっていた祖母を、私が主体となって
    何度か帰宅許可をとり、自宅に連れて帰ってきたときでした。

    病院の送り迎え、胃ろうの栄養補給方法を看護士さんに指導してもらい、
    車いすやベッドを整え…。一泊二日でもかなり手間がかかりますが、
    普段メインで頑張っている母には休んでもらい、
    すべて私と弟でやりました。
    これを、3〜4ヶ月に1度、できる限り続けました。

    祖母はいつも、自宅に入って仏壇を見た瞬間泣き出し、
    病院に帰るときもきまって大泣きでしたが、
    私と弟の手をとって、ずっと「ありがとう」という顔で
    手をさすってくれました。

    ずっと自宅で介護を続けるということは、
    介護する側にもされる側にも相当負担がかかります。
    そこは綺麗ごとではなく、判断しなくてはならないことで。
    でも、大切なお祖母様に何かしてあげたい気持ちは、
    たまの一時帰宅や、なるべく面会してお会いするのでも
    十分伝わるのでは…と思います。

    みみみかさんの環境の許す範囲で、
    お祖母様の心が晴れるようなサポートを見つけてさしあげてくださいね。
    お祖母様が穏やかに過ごされるよう、お祈りします。

  14. のハハ より:

    先日一周忌を迎えましたが、私の祖母が要介護5寝たきり自宅介護でした。
    私は他県に嫁ぎましたが、出産の際里帰りした際、
    自宅介護の大変さを身に知りました。
    私の母(嫁)が農家の仕事と未入園の内孫の面倒を見ながら介護をしており
    身重ながらできるだけ手助けしたいと試みておりましたが
    昼夜問わずのブザーでの呼出には、重なれば重なるほどウツになりそうでした。
    そして夜中には「コロせ、シなせてくれ」と叫び、
    少し便秘が続いておなかが張ったりすると「死にたくない」と叫び
    両親は「胎教に良くないのでは・・・」と心配してくれましたが
    子供が産まれたら、赤ちゃんのオムツを変える一方
    祖母の大人オムツを変えたり・・・
    あの三ヶ月間、心から「自分は絶対子供に面倒をみさせない」と思いました。
    良心が痛むのは分ります。
    私も長男の嫁なので、いずれは義両親の介護がまわってくるでしょう。
    主人の祖母は現在ホームに入っています。
    義祖母が倒れた当時、孫の嫁である私がオムツを変えたこともありました。
    いやだろうなぁと、逆にかわいそうになりました。
    今は義祖母が入っているホームに
    子供を連れて遊びに行くようにしています。
    介護は、良心の呵責を乗り越えて、
    その先で方向性を定めなくちゃいけないと思います。
    申し訳ないけど、そのお嫁さんは内心ほっとされてると思います。
    私の実家は入所させるお金も用意できなかったし空きもなかったので
    ギリギリまで自宅介護してましたが
    3か月ほど体験しただけでも正直辟易してしまう大変さです。
    良心と想像だけで口を出すのは慎まれるのが賢明かと思います。

  15. かな より:

    こんにちは。
    お祖母様の状況を読むと、今の時点では自宅介護でも大丈夫そうではありますが、難しいところですね。

    我が家の義母は、10年前に義父が亡くなってから、すったもんだのあげく、同居にいたりました。今は、とりあえず、食事・トイレが自立していて、要介護1です。この義母も、同居初めのころは、季節の変わり目には救急車を呼び、寝たきりになりかけたことや、徘徊することもありました。
    私が、短期の仕事を選び、見守り態勢を取ったことで、寝たきりは回避されましたが、2歩進んで、3歩下がるという感じで、確実に衰えています。

    介護は、いつくるかわかりません。老人ホームも予約待ちで、人気のホームは何年も待たされます。そして、子どもたちは、確実に年をとり、介護が苦痛になってきます。

    なので、お母様たちの対応は、苦慮した結果なのだと、受け止めてください。

    それと、ご主人の両親については、できるだけしてあげた方が良いですし、予習(近くの老人ホームの場所や金額、地域の高齢者対策情報の確認くらい)はした方がよいでしょうけど、今から、気に病むことはないと思います。
    いずれその時がやってきた時に、自分たちのできることしか、できませんから。

    それよりも、介護状態にならないよう、病気のサインは見逃さない、暮らしが不自由になったらサポート体制を整え自立できるように、心を配っていくと良いと思いますよ。

  16. みかん より:

    自宅での介護は、本当に大変だと思います。
    実家で、痴呆の祖母の介護を母がしていました。
    15年ほどの前の話なので、現在の介護事情と違うところはあるでしょうが・・・
    徘徊防止に、常に玄関を締め、それでも昼も真夜中も関係なくに起きて玄関をガチャガチャこじあけようとする、食べ物でもなんでも、自分の箪笥の奥深くに仕舞い込む、そして忘れ、家族に向かって「あなたは誰?」「財布が盗まれた!!お前じゃないか?」痴呆への理解をしようともしなかった中学時代の私は、祖母と無意味な喧嘩の繰り返しでした。
    そのうち、排せつもままならなくなり、オムツをはかせたのですが、排せつ後のオムツを部屋で自分で脱いでしまい・・・部屋の中がすごい事になってしまった事も何度もありました・・・もちろん、部屋の匂いはなかなか取れず、友達も家へ呼べない状態でした・・・。まだ、軽い痴呆状態の時ですら、実の娘である叔母が引き取ると言って、一度祖母を連れていきましたが、あっという間に我が家へ祖母は帰ってきてしまいました。
    介護を全力でされて、「よかった」と思われる方もいると思いますが、私の母は、「これで本当によかったのか?もしかしたら祖母はもう少し長く生きれたのでは・・・」と思ってしまったようです。あんなに頑張っていたのに・・・そんな母を見ると、施設に預けてしまったほうが、家族が幸せでいられたんじゃないか・・・などと、思ってしまう反面、預けたら預けたで、それで母は後悔するんじゃない・・・かとも思い、本当に難しい問題だと改めて思います。

    悲しくて辛い話ばかりで、本当に申し訳ないのですが、これが我が家の介護の現実です。介護も症状によって十人十色だとは思うのですが、症状がよくなることはなく、我が家は本当に大変だったので、みみみかさんのおばあ様の面倒を見られる当事者の方の意見が尊重されることが、一番よいのではないかなあ、と思います。

    乱文、長文で失礼しました。

  17. みみみか(相談者) より:

     たくさんの体験談を教えていただき、ありがとうございました。

     相談のメールを送らせていただいた時には、どうしてもわからなかった胸のつかえが、皆さんのご意見を読ませていただいて、分かりました。
     私は、母や叔母たちの「年寄りを家で看られるわけがない」という言葉が、すごく悲しかったんです。
     みんな等しく年を取っていくものなのに、いつかは母たちも介護をされる側になるはずなのに、そんな言い方をするなんて、と。自分がそうなったときに、そんな言われ方をして、納得するのか。
     今頑張っている方の前でも、それを言えるのか。なんでそんなことを言えるんだろうと、憤りを感じてしまったんです。

     けれど、そう言わせるほどのことだというのが、皆さんの言葉で分かりました。
    私はまだ未熟ですね。理想しか語れません。
     ここで話を聞いてもらえて、本当に良かったです。

     いつか来る未来、覚悟をもって挑んでやろうと思います。ありがとうございました。
     

  18. こん より:

    相談者さまが締めた後で、乗り遅れた感アリ^^;

    皆様のいろいろな介護状況でワタシも含め、いろいろ勉強になりましたね^^

    ワタシも主介護者になれなかったけれども体験を(言わせて♪)
    やはり、実家の父がアルツハイマーで介護度5になるまで
    入所できず(空きがナイ・断られる)母は早くに亡くなっていた上に私は遠方で
    舅姑大姑同居子育て中・・・・・なかなか行けません(;;)
    独り者の弟が同居していましたが早朝から深夜までの仕事を休めず放置時間長し・・・
    ヘルパーさん、デイサービスフル活用でも24時間ではありません。
    頭から下は元気だったので徘徊はする、家中茶色のペンキを塗りたくってくれて
    靴をはく事も傘をさす事も忘れ、絨毯は血だらけ(裸足で外にいくので)
    雨の中他所の家の庭に入り込み、駐在さんからワタシのトコロに「近所からの苦情」の
    電話もしばしば・・・・・
    入所できた時には近所じゅうにお菓子を配りました(30軒くらい)
    週一くらいで頑張って私も様子を見に行きましたが暴力を振るう(病気で)には
    怖かったです(;;)
    うんこだらけだし、子供は連れていけませんでした♭
    発症から見送るまで6年、施設にいられたのは1年半です。
    父も入所してからの方がプロの方の優しい24時間介護で笑顔が増えました。
    家のほうは半年・・・匂いが消えませんでしたが^^;
    弟も呼び出しが多くて結局失職しました・・・・かなりの代償がありましたね。

    その間、こちらの大姑はピンピンコロリで倒れて入院→そのまま・・・だったので
    ありがたくお見送りできました。
    舅姑はまだ元気ですが・・・・・はたして^^

    待ちをせずにお婆様が終身入院できたのが羨ましいですよ

  19. aki より:

    私の母が、高校生の頃から自宅同居の祖母の下の世話、
    その後は入院中の祖父の日替わり看病(30年前は昼間は家族が世話をしなくてはならなかったようです。)
    実母、実父の通い看病(こちらも入院)、義母のひとり暮らしの家へ当番制でお世話。
    等、祖母以外は同居の介護ではありませんが、幼い自分はそんな母の背中を見て育ちました。

    母と同じようには絶対に出来ないし、母がそうなった時、最愛の母でも面倒がみれるか自信がありません。
    将来、自分の子供にも、迷惑をかけたくないです。

    昔、寝たきりになってから(要介護になってから)死ぬまで3ヶ月だったそうです。
    今は最低3年。

    お嫁さんは、自分の親ではないのに面倒みてくれていて、有難かったですね。
    これ以上苦労かけさせないであげて下さいね。

  20. 鷲羽 より:

    確かに自宅介護は大変です。ただ本人が自宅で過ごしたいのであれば意思を尊重しますけどね。男ですが会社が理解ある会社で休んでいいと言ってくれたので無理なく介護を手伝うことができました。病院ではなく最後まで自宅で穏やかに過ごすことができました。介護やだから家出たとかなんだかなぁって感じですね。自分が年老いて同じ状況になったとき見捨てられても文句言えないってことです。1人で介護するって思い込むから大変に感じるだけで家族で頑張ればいい。結婚していればどっちにしろ介護する時はやってくるのですから。

  21. ひろしです より:

    私の妻は目が見えなくなりました。
    耳も聞こえなくなりつつあります。
    難病で治療法はありません。
    いずれヘレンケラーのように何も見えず何も聞こえない状態になります。

    母が癌で、もう食事を取れなくなりました。
    点滴で栄養補給するしかない状態です。
    自宅で私が点滴をして訪問介護とあわせて対応していきます。

    あなたは甘えていると思います。
    今出来ることをすればいいだけなんですよ。
    ああしなければ、こうあらねば、というのは介護する人の我がままでしかないと思います。

    お金も無い、時間も無い、なら今出来る最善のことをするしかないでしょう。
    今やれる一番いい事をすればいいだけなんです。
    高望みしても無理です。
    でも、早々にあきらめてもいけません。

    あなたに今出来ることは何ですか?
    それだけ考えて行動すれば、それでいい。
    それが相手にも伝わります。
    それでいいんです。
    難しく考えないで。

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コメントをされる方は、その気持を汲んでいただき、配慮ある言葉選びをお願いいたします。
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井戸端会議が多くのお嫁さんにとって有意義な相談場所となるよう、ご協力よろしくお願いいたします。

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