老老介護
ほぼ毎日、内科と外科の病院通いが続く。
検査を受けたり結果を聞いたり
経過を聞いたり薬がきれたり…
ただ、おばさんは身体が思うように動かないので
なかなか出かける支度がはかどらない。
おばさんの身支度を先すませてから
私も急いで自分の支度に走る。

お義母さんは
「妹を見ているだけで精神面がやられちゃう。
とてもじゃないが手伝えない。
手伝い始めると今度は私が倒れちゃう。」と言う。
それを知ってか、おばさんも何も頼まない。
私達との同居がなければ
おそらく老老介護の二人組になる。
その悲劇は今や社会現象にまでなっている。
だから、手伝わないお義母さんを責めるつもりはない。
お義母さんが元気でいてくれるだけでも
ありがたいからだ。
しかも我が家には、まだまだ元気なのがたくさんいる。
私がギブアップすれば
ダンナがいる、メイがいる、ケンがいる、リュウがいる。
声を掛け合い、知恵を出し合えばやっていけそうだ。
きっと7人家族のたくましさに励まされるのは
おばさんではなく、私なのかもしれない。
さらに病院の帰りには
「これ少ないけど、受け取ってちょうだい。」と
おばさんが、私にお小遣いをくれる。
「いいです、いいです、そんなつもりないです。」と
毎回、断るが
「人に頼めばもっとお金がかかるから、いいのよ。」と
私の手にねじこんでくる。
はじめのうち私は、<水くさい>と思って断っていたが
おばさんも絶対に譲らない。
それを喜んで受け取るのも
孝行のうちだ
と、ダンナにも言われ受け取ることにした。
どんなこともスキルアップにつながると信じて
毎日がんばってます。
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