敏感なメイ

ダンナは禁煙して、そろそろ1年が経つ。
メイは、たばこの匂いに敏感で以前は
ダンナが隣の部屋で吸ってようが、外で吸っていようが
その拒否反応はすごいものがあった。
家でダンナに向かって言っているうちはいいが

外出先で大きな声で言われると、身の縮む思いがする。
たばこに限らずメイは匂いに敏感だ。
今日も私がお茶をキッチンでついでいたら
つい、コップになみなみになってしまったので
少しだけすすって、テーブルに運んだ。

このお茶、お母さんの味がする。
え?なに?お母さんの味って…
なんか、お母さんを飲んでるみたい。
???
あ、お母さんの匂いがするんだ。
このお茶、お母さんの飲みかけでしょ。
は、はい…、すみません。
ほんまかいな?
さらには、メイは犯人をも突き止める。
ケンとリュウは、柿の種が大好きだ。
我が家の常備品のひとつだが、
今日は小袋がひとつ残っているだけだった。
それを見つけたケンが、隠れて食べていたが…

ス、スゴッ!
メイに言わせると、匂いがするらしい。
しかし、メイの活躍もそこまでで
柿の種をめぐって始まったケンとリュウのけんかには
一切関わらずに逃げて行く…
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