家族
また、けんか。
学校から帰ってくるなり、けんかが始まった。
何回も書いたが、非常にヒステリックな感じでケンは暴れだす。
相手がリュウでもメイでも同じだが、ちょっとかわっている。
…と、この後、延々と部屋をちらかし
物をたたきつけ、ヒステリーも頂点に達する。
しかし、メイには指1本触れないのだ。
「ケン!やめなさい!!」
と、押さえつけると私をけりとばしながら
「おれじゃない!おれじゃない!メイがやったんだー!メイのせいだー!」と
まさに、大暴れだ。そうなると、私もだんだん大声になる。
「だったら、メイとけんかしなさいよ!
なにも攻撃してこないソファやおもちゃや本とけんかするな!
ソファがケンにいじわるしたか?本がケンのコンピュータ取ったか?
(ここで大きく息をすって)
お前の相手はメイだろーーー!」
と、鬼の形相で叱りとばしているところにタイミングよくばば登場。
「バニラさん、その言い方はちょっと、子供によくないわ。
もっと落ち着いてお話しましょ。」
と、わたしが叱られてすまった ( ̄∇ ̄;)
ちらかった部屋を、ばばが片付けはじめた。
もう、この時点でケンはリュウときゃっきゃと遊んでいる。
「お義母さん、ケンに片付けさせますから、このままでいいです。」と
私が止めると、ばばは部屋を見渡し
「こんなにたくさんの物を与えていては、子供はダメになるわよ。
くだらない服やもおもちゃが、多すぎますよ。」と言って去って行った。
あいたた…たたっと〜、おっかね〜
心の中で舌をだしたが、
「心配かけて、すみません。ありがとうございました。」
と、言えた自分によしよし…(ノД・。)
ところでケン!早く片付けろよ〜!!
スポンサーリンク
叱るタイミング
子供たちを叱る時、そのタイミングで効果がある時とない時がある。
もちろん、人として逸脱した行為はタイミングもなにもなく速攻叱る。
が、日常的なものな関してはつい、見計らう時がある。
この場合、メイはあらかじめ時間を決めれば
叱らなくてもコンピュータを交代することができる。
問題はその後だ。
ここまで、見逃すとケンもリュウも母の話に耳を貸す。
その前ではケンかリュウが必ず逆切れして大暴れがはじまる。
それを収めるのに、相当の精神力と体力を使う。
ただ、お風呂ははいったが宿題ができてない、とか
お風呂にははいったが、明日の時間割ができてない、とか
夕飯は食べたが、コンピュータをやりながらだった、とか
完璧に私の望む通りにはいかない。
ただ、あきらめずに言い続けることはしていこうと思う。
いつかは、自らできる日がくると信じて…
あ〜手遅れにならなきゃ、いいが (;-_-) =3
スポンサーリンク